ブックオフ/3月期は営業損失5億3000万円
2016年05月10日 14:23 / 決算
ブックオフの2016年3月期決算は、売上高765億6400万円(前年同期比3.0%増)、営業損失5億3000万円(前期は11億2700万円の営業利益)、経常利益500万円(99.7%減)、当期損失5億2800万円(1億5100万円の当期利益)となった。
「BOOKOFF」を中心にさまざまなリユース商材を集めた大型複合店「BOOKOFF SUPER BAZAAR」と「BOOKOFF」にアパレル商材を複合させた「BOOKOFF PLUS」をグループの中核パッケージとして出店とリニューアルの促進をした。
「BOOKOFF SUPER BAZAAR」を1館、「BOOKOFF PLUS」を3館出店した。「BOOKOFF」単独店から「BOOKOFF PLUS」へのリニューアルを1館実施した。
「BOOKOFF」既存店では、新たな商材として中古家電の導入を積極的に進める一方で、店舗商品のヤフオク!への出品を推進した。
「中古家電」導入の認知向上に向けた宣伝広告費等の投下(それに伴う仕入と売上の増加)に備え、店舗パートアルバイトスタッフの拡充と教育研修を進めた。
ブックオフオンライン事業では中古本の品そろえ、最大化による事業拡大を目指して倉庫拡張などの投資を行った。
ハグオール事業では事業構築に加えて買取規模拡大による収益化の実現に向けて、先行投資を積極的に行った。
来期は、売上高850億円、営業利益8億円、経常利益13億円、当期利益3億5000万円の見通し。
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