ブックオフHD/架空買い取りの調査報告書を公表、横領・内引きの被害額5600万円
2024年10月15日 16:35 / 経営
ブックオフホールディングスは10月15日、特別調査委員会の調査報告書を公表した。
現金の横領や商品の内引きを伴う不正は8件(7店舗・1拠点)、財務諸表への影響額6400万円、うち横領・内引き被害額は5600万円。それ以外の不正は21件(19店舗)、財務諸表への影響額1700万円だった。
全ての事案につき、組織的不正の存在は認められず、実行行為者が、個人的な利得や店舗の数値目標達成などを目的として行っていたという。
また、具体的な再発防止策、役職者の処分は、11月上旬をめどに公表予定だ。
■ブックオフの関連記事
ブックオフHD/24店舗で架空買い取りなどを確認、不適切在庫7000万円
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。