三陽商会/杉浦社長が業績不振で退任
2016年12月16日 20:00 / 経営
三陽商会は12月16日、代表取締役社長の異動を発表した。
2017年1月1日付で、岩田功取締役兼常務執行役員経営統轄本部長が代表取締役社長兼社長執行役員経営統轄本部長に就任する。
杉浦昌彦社長は、3月開催予定の定時株主総会で退任する。
社長交代の記者会見で、杉浦氏は「業績は社長の通信簿であり、大きな赤字を出したことに責任を取らなければならない。岩田は、経営統轄本部長としてさまざまな取り組みを行い、決断力もあり総合的に判断し後任として任命した。新年度から新しい三陽商会が始まる意味を込めて、このタイミングで社長交代を発表した」と述べた。
岩田氏は「バーバリー事業終了後に立ち上げた新たな事業が軌道に乗らない中で、この流れを断ち切るために5か年計画を取り下げ、8月にイノベーションプロジェクトを立ち上げた。これまで、成長プロジェクトを進める事務局の責任者としてやってきたが、今後は社長の立場でプロジェクトを推進する。5年後、10年後、100年後を見据えた構造改革、成長戦略、新しい経営体制を来年2月に発表する」と語った。
■岩田功(いわたいさお)氏の略歴
1959年3月:生まれ(57歳)
1982年4月:三陽商会入社
2003年7月:事業統轄本部経営企画室担当部長
2005年1月:経営統轄本部経営企画室長兼コンプライアンス室長
2005年2月:事業本部業務統括室長
2008年1月:経営統轄本部経営企画室長兼コンプライアンス室長
兼ウェブビジネス推進室長
2009年1月:執行役員経営統轄本部経営企画室長兼コンプライアンス室長
兼ウェブビジネス推進室長
2013年3月:取締役兼執行役員経営統轄本部経営企画室長
兼コンプライアンス室長
2014年4月:取締役兼常務執行役員経営統轄本部長兼人事総務本部長
2014年7月:取締役兼常務執行役員経営統轄本部長(現任)
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