しまむら/第1四半期は減収減益
2017年06月26日 20:00 / 決算
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しまむらが6月26日に発表した2018年2月期第1四半期の業績は、売上高1380億7000万円(前年同期比1.7%減)、営業利益105億1200万円(12.7%減)、経常利益107億800万円(13.1%減)、純利益71億900万円(10.9%減)だった。
主力のしまむら事業は、チラシが中心となっていた従来の販売促進から、TVCMによる販促を拡大することにより広告宣伝の見直しと認知度向上に努めた。
買いやすい売場を実現するため、婦人衣料、実用衣料の最適配置を研究し、売場レイアウトと什器、店内販促物を大幅に変更する「2016年型レイアウト」の展開を全店に拡大するため189店舗でレイアウト変更した。
6店舗を開設し、しまむら事業での店舗数は1371店舗。1店舗で大規模な改装、26店舗で省エネ対応型の改装を実施したものの、3月~4月の低気温で春物・初夏物の販売は低調に推移したため、売上高は前年同期比3.4%減の1070億1200万円だった。
若者向けの感度の高いファッション商品を扱うアベイル事業は、主通路を拡幅して、トータルコーディネート提案を強調すべく103店舗でレイアウト変更し、1店舗を開設した結果、店舗数は302店舗。
7店舗で省エネ対応型の改装を実施したが、売上高は前年同期比1.4%減の130億9700万円。
ベビー・子供用品を扱うバースデイ事業は、店舗数の拡大でプライベートブランドの販売量は急増した。4店舗を開設し、店舗数は244店舗となり、5店舗で省エネ対応型の改装を実施し、売上高は前年同期比13.5%増の139億8900万円。
シャンブル事業は「暮らしに彩り」を新たなストアコンセプトとして、商品構成を大幅に見直し、事業の再構築を進め、店舗開設・閉鎖、改装の実施は無く、既存96店舗での営業で売上高は前年同期比0.0%増の25億4600万円。
日本国内の業績は、売上高1367億7700万円(1.7%減)、営業利益106億9500万円(12.5%減)、経常利益108億7900万円(13.0%減)、四半期純利益73億3200万円(9.4%減)だった。
通期は、売上高6100億円(7.9%増)、営業利益567億円(16.2%増)、経常利益576億6500万円(15.1%増)、当期純利益385億円(17.2%増)を見込んでいる。
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