魚力は6月6日、わしょくワークスが実施する第三者割当増資を引き受けると発表した。株式の取得価格は1900万円で所有割合は19.2%となる。
わしょくワークスは、最新の高速冷凍技術を持つフードワークスと全国農業協同組合連合会が立ち上げた合弁会社。
国内で高速冷凍技術を活用して調理・加工した国産食材を海外に輸出し、専門の料理人がいなくても本格的な和食を提供できる事業モデルに取り組み、和食レストランをベトナム、シンガポールで経営する。
魚力の持つ魚介類に関する商流・ノウハウにより和食レストラン事業の拡大に寄与し、寿司を取り入れたイートイン・テイクアウト併設の新業態の開発・展開を目指す。
4月1日には、フードワークスとともに、高速冷凍技術により高鮮度で凍結した魚介類を海外へ輸出することを目的とする合弁会社、シーフードワークスを設立している。
今後、JA全農を含め、国内外において各社のリソースを活用した新たな事業展開もあわせて検討するという。
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