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東急/2023年春ベトナムで大型SC開発、核テナントに「イオン」誘致

2020年12月23日 15:00 / 海外

東急の子会社であるBECAMEX TOKYU CO.,LTD.(ベカメックス東急)は12月23日、ベトナム・ビンズン省の省都ビンズン新都市で初の大型ショッピングセンター「(仮称)SORA gardens SC(第1期)」を2023年春に開業すると発表した。

<(仮称)SORA gardens SCの外観イメージ>
(仮称)SORA gardens SCの外観イメージ

施設は、「暮らしにさらなる彩りを」をコンセプトとした、ビンズン新都市の玄関口となる総敷地面積12万m2を超える複合型ショッピングセンター計画の第1期開発となる。今後は、ビンズン省やビンズン新都市の経済成長に合わせて、隣接する住宅エリアと一体となった開発を段階的に推進し、ベトナム南部エリア最大級となる複合商業施設を目指す。

また、施設には映画館やファッション、レストラン&カフェなどが、テナントとして出店する予定で、ビンズン新都市に住む、働く、訪れる人々に、上質でスタイリッシュなライフスタイルを提供する。

施設の核テナントでは、これまでにベトナム全国で6店舗を展開するAEON VIETNAM CO.,LTD.(イオンベトナム)がニューコンセプトのコンパクトGMS(総合スーパー)「イオン」として、ビンズン新都市に初出店する。

ビンズン省は、ベトナム最大級の都市であるホーチミン市の北部に隣接し、人口約260万人の都市となっている。ベトナム全国でホーチミン市・ハノイ市に次いで3番目となる約4000件の外国直接投資(FDI)誘致実績を誇り、外国企業の工場の集積やそれに伴う人口増加が進んでいる。

東急は、2012年から8年間、ビンズン新都市(総面積約1000ha)において、「東急多摩田園都市」の開発で蓄積したノウハウを活かして、現地の文化・慣習と融合した街づくり「東急ビンズンガーデンシティ」プロジェクトを推進している。

今後も、ホーチミン市をつなぐ新たな路線バスの整備を行うなど、さらなる開発の推進により人口流入を促進し、ビンズン新都市の発展に貢献するという。

■物件概要
物件名称:(仮称)SORA gardens SC(第1期)
所在地:Lot C19, Hung Vuong Boulevard, Binh Duong New City,
Hoa Phu Ward, Thu Dau Mot City, Binh Duong Province,Vietnam
建物規模:地上2階建(一部、4階建)
店舗構成:総合スーパー(「イオン」)・ファッション・映画館・カフェ・レストランなど
敷地面積:約2万m2
延床面積:約2万1500m2
賃貸面積:約1万4500m2(うち、「イオン」が約5000m2)
着工時期:2021年夏(予定)
開業時期:2023年春(予定)

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