イオンシネマ市川妙典/全座席間に飛沫対策「パーテーション」設置
2020年12月23日 13:40 / 店舗
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イオンエンターテイメントは12月21日、千葉県市川市の「イオンシネマ市川妙典」全館を改装し、2021年1月23日にかけて全9スクリーンを順次、リニューアルオープンすると発表した。
新しい生活様式の中で利用者に、より安全・安心、快適に映画を鑑賞してもらうための施策で、国内で初めて全座席の間に飛沫感染対策のパーテーションを設置した。
シネマ専用・大型空調用ウイルス対策システム「トレイン・トリプルエアシールド」を導入。自社で初採用となる抗菌・抗ウイルスコーティング「ヘルスブライトエボリューション」を館内各所へ施した。
1列ごとに座席を横に半席分ずらし、前席と重ならないようにしたレイアウトや、全席の両脇に専用ひじ掛けを設けた、ゆとりのシートデザインを採用した。
全スクリーンの中央エリアに「アップグレードシート」(別料金、ワンドリンク付)を設置。横幅と足元が従来座席の約1.5倍のスペースを個室感覚で利用できるという。
イオンエンターテイメントは、現在、全劇場において鑑賞席数を約半分におさえた運営を行っている。
新型コロナウイルス感染拡大による、くらしの変化や利用者の声に対応するため、7月に、社内に「フューチャー・シアター・プロジェクト」を立ち上げ、これからの時代に顧客が求める映画館の在り方を検討していた。
今後も「イオンシネマ市川妙典」を実験劇場としてさまざまな研究をし、その成功事例を全国のイオンシネマに順次、拡大するという。
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