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三菱地所/タイの大型アウトレット「Central Village」第二期増床エリア開業

2022年01月28日 11:40 / 海外

三菱地所は1月28日、タイ小売り最大手であるCentral Group傘下の大手商業デベロッパーCentral Pattana Public Company Limited(以下、CPN社)社と共同で2019年から推進してきた大型アウトレットモール「Central Village」の第二期増床エリアを開業した。

今回の増床により、「Central Village」には、新たに約70店舗が出店し、合計約220店舗、店舗面積約3万6000m2と東南アジア最大級の大型アウトレットモールとなる。

<第二期増床イメージ>
第二期増床イメージ

「Central Village」は、首都バンコクの玄関口であるスワンナプーム国際空港から車で約10分、都心部からは約45分と、アウトレットモールとして利便性・集客力の高い場所に位置しており、タイ初の本格アウトレットモールとして2019年8月31日に開業した。20代〜30代の若者層からファミリー層まで幅広い層が楽しめる店舗が揃う、地域のランドマークとして親しまれている。

コロナ禍においてもEC事業「Luxury Outlet Chat&Shop On Demand」を開始し、アウトレットモール商品の購買体験を楽しめるようにし、CPN社運営商業施設36施設中、No.1オンラインセールを記録するなど、ニーズの変化に柔軟に対応してきた。

<店舗イメージ>
店舗イメージ

今回の第二期増床エリアには、アウトドア「Columbia」やカルディのカフェ業態「Cafe Kaldi」がタイのアウトレットとして初出店。また、ペット用品店「Pet N Me」やタイで人気のファッションプランド「Pomelo」、マルチコスメティックストア「BEAUTRIUM」、ステーショナリーストア「B2S」等バライエティあふれるブランドが登場する。

加えて、コロナ収束後の需要拡大を見据え、免税カウンターの設置や海外旅行者向けに無料Wi-fiの提供など各種サービスも備えており、快適なショッピングを楽しめる。物販や飲食店舗、キッズプレイスペースなどのバラエティに富んだ機能を擁し、「タイモダンデザイン」を施設デザインコンセプトに設計されたゆとりのある空間で、現地在住者でも海外旅行者でも1日中楽しめる施設構成となっている。

三菱地所グループはタイにおいて、これまで合計1万9000戸以上の住宅事業を手掛けてきたほか、オフィス事業「One City Centre」や商業施設事業「Central Village 第一期」への参画を通じて、開発ノウハウや多様なネットワークを築いてきた。今後、タイだけでなく東南アジア全域におけるコマーシャルアセットの事業拡大を目指し、積極的に事業を展開する。

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