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三井不動産/「三井アウトレットパーク 台南」25年に第2期オープン

2024年02月02日 15:49 / 海外

三井不動産は2月2日、プロジェクト会社である「三南奥特莱斯股份有限公司」を通じて「三井アウトレットパーク 台南」(以下、「MOP台南」)の第2期開発計画に着手することを決定したと発表した。

<第2期外観イメージ>

同施設の位置する台南市は、2024年で設立400周年を迎える台湾の古都。歴史的史跡が数多く残る観光地でもある。その台南市の交通の玄関口、台湾新幹線「台南駅」および在来線「沙崙駅」の目の前に2022年2月、MOP台南第1期がオープンした。

MOP台南は2022年2月の開業以来、台湾での人気が高いジャンル・ブランドの店舗や台湾南部初進出の店舗、地元で有名な老舗飲食店の出店など魅力的な店舗構成で高い評価を獲得。結果、2023年12月末までに延べ約1500万人の顧客が訪れた。第2期開発計画の開業は2025年を予定しており、店舗数は現在の約190店舗から約240店舗に拡大。より顧客に満足してもらえる施設に進化していく。

<周辺マップ>

施設周辺では現在、複数の住宅開発事業が進んでおり、台南市政府の発表によると2027年までに1万人を超える人口増加が想定されるという。スマートエネルギー研究所や大学、大型展覧会場など多様な施設も既に竣工・稼働しているほか、今後はさらに総合病院、ホテルなどの完成も予定されており、台湾南部でも最も成長が注目されるエリアの1つとなっている。

<内観イメージ>

熱帯気候の台南でも快適にショッピングを楽しめるよう、第1期と同様に、全天候対応型の全館エンクローズドモール設計で計画。アウトレット店舗の拡充に加えて、大型物販飲食店舗の誘致も想定した。

台南市の居住人口、就業人口の成長による当施設来場者の増加、ニーズの多様化を考慮しながら、台湾での知名度・関心が高いジャンル・ブランドのアウトレット店舗を誘致すると同時に、日ごろの食事や身のまわりの買い物もこれまで以上に楽しめるような施設づくりを目指す。

<太陽光パネル設置>

また、第2期開発計画では、建物の屋上と平面駐車場部分で創エネを目的とした太陽光パネル約1700枚を設置予定。台湾南部特有の豊富な日射量を有効活用することで環境負荷低減への貢献する。生み出されたクリーン電力は、施設内で必要な電力使用に充てられる予定だ。

■三井アウトレットパーク 台南
所在地:台湾 台南市帰仁(キニン)区帰仁大道100号
交通アクセス:台湾縦貫高速道路インターから1.5km(車で約4分)、新幹線「台南」駅、在来線沙崙線「沙崙」駅近接
事業主体・運営管理:三南奥特莱斯股份有限公司
事業形態:アウトレットモール
敷地面積:約5万9000m2
延床面積(駐車場フロア面積含む):第1期約8万7000m2、第2期約2万3000m2の計約11万m2
店舗面積:第1期約3万4000m2、第2期約1万m2の計約4万4000m2
構造・建物規模:RC造地上4階建
開業:第1期2022年2月25日、第2期2025年予定
店舗数:第1期約190店舗、第2期約50店舗の計約240店舗
建物環境デザイン:ノンスケール株式会社
ランドスケープデザイン:有限会社アースケイプ
設計:第1期 原大聯合建築師事務所、第2期 九典聯合建築士事務所
施工:瑞助営造股份有限公司

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