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JR東日本/4~12月の駅スペース活用事業は1.3%増の3155億円

2016年01月29日 13:42 / 決算

JR東日本が1月29日に発表した2016年3月期第3四半期決算によると、駅スペース活用事業の売上高は3155億円(前年同期比1.3%増)、営業利益281億円(3.2%増)となった。

駅スペース活用事業では、コンビニエンスストア「NewDays(ニューデイズ)」の新デザイン店舗や、駅売店「KIOSK(キオスク)」の商品構成や店舗レイアウトを刷新した「NewDays KIOSK」の展開を進めた。

ご当地グルメを通じた地域おこしを目的に、秋葉原~御徒町間の高架下において「B-1グランプリ食堂」(東京)を昨年7月に開業した。昨年11月には「エキュート大宮」(埼玉)の一部リニューアルを実施した。

東京駅の中央通路と北自由通路間において、バリアフリールートの増設に合わせ新たな店舗展開などを行うため、2016年1月から改良工事に着手すべく準備を進めた。

ショッピング・オフィス事業の売上高は1997億円(0.5%増)、営業利益587億円(4.1%増)となった。

ショッピング・オフィス事業では、昨年4月に、子会社のアトレの傘下に、北関東エリアにおいて駅ビルの運営を担う子会社3社を移し、地域密着型運営に向け店舗開発力などの強化を図った。

グループ共通の「JRE POINT(ジェイアールイー・ポイント)」について、2月のサービス開始に向けた準備を進めた。

2015年4月の「nonowa国立(第1期)」(東京)開業に続き、昨年11月に「アトレ浦和」(埼玉)、12月には「nonowa武蔵小金井WEST」(東京)および「tekuteながまち」(宮城)を開業した。

11月に「ラスカ茅ヶ崎」(神奈川)の増床・リニューアルを実施した。そのほか、本年3月開業予定の「JR新宿ミライナタワー」(東京)や「エスパル仙台東館」(宮城)、2017年以降開業予定の千葉駅ビル、2019年度完成予定の渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)などの建設工事を進めた。

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