ブックオフ/3月期、最終赤字に
2016年03月16日 12:00 / 決算
ブックオフコーポレーションは3月15日、2016年3月期の業績予想を修正した。
修正予想は、売上高770億円(前回予想比2.7%増)、営業損失1億5000万円(前回予想は営業利益5億円)、経常利益3億5000万円(65.0%減)、当期損失3億5000万円(前回予想は当期利益3億円)。
売上高は、ヤフオク!導入効果もあり既存店・ブックオフオンライン事業における書籍・ソフトメディア商材の販売が堅調に推移し、FC加盟店舗の直営化に伴う売上増を主因に当初予想を上回る見込み。
収益面は、中古家電導入による仕入増に向けた人員増強を積極的に進め、一方、気温が例年に比べ極めて高く推移したことに伴い高粗利の冬物アパレルの販売が振るわなかったこと、ハグオール事業の拡大に向けた先行投資を積極的に行ったことが影響し、当初予想を下回る見込みとなった。
なお、当期の配当予想(1株当たり25円)は変更しない。
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