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ワコールHD/4~12月は売上高3.2%減、営業利益12.0%減

2017年01月31日 11:03 / 決算

ワコールホールディングスが1月31日に発表した2017年3月期第3四半期決算は、売上高1490億1900万円(前年同期比3.2%減)、営業利益111億7500万円(12.0%減)、税引前四半期利益165億4300万円(16.4%増)、当期利益120億8500万円(20.5%増)となった。

国内事業では、ワコールブランド事業本部は、快適性と機能性を両立させたブラジャーやガードルが消費者の支持を得て、売上をけん引した。しかし、秋冬物の肌着や高級ブランド商品が苦戦したため、事業本部全体の売上は前年同期並みとなった。

小売事業本部は、直営店「AMPHI(アンフィ)」は、既存店での客数の減少が続くなか、個店別販促により客単価が上がり、売上は前年同期を上回った。

直営ショップブランドの共通商材を幅広く展開したことに加え、出退店の見直しに取り組んだことが、売上拡大と収益改善につながった。事業本部全体の売上は前年同期を上回った。

通信販売事業部は、ウエブストアは、スマートフォンユーザー向けの利便性を向上したサイトリニューアルやSNSを活用した月別販促策により来訪客数が増加し、売上は前年同期を上回った。一方、カタログ販売は、シーズンを通して苦戦した。事業部全体の売上は前年同期を下回った。

通期は、売上高1980億円、営業利益105億円、税引前当期利益145億円、当期利益110億円の見通し。

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