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イズミ/3~5月は売上高4.1%増、営業利益4.1%減

2017年07月12日 12:10 / 決算

イズミが7月12日に発表した2018年2月期第1四半期決算は、売上高1787億4100万円(前年同期比4.1%増)、営業利益74億6200万円(4.1%減)、経常利益72億8500万円(5.7%減)、当期利益47億6300万円(19.7%増)となった。

4月20日には、昨年4月に発生した熊本地震で被災し、フロアの一部が休業状態にあった大型ショッピングセンター「ゆめタウンはません(熊本市南区)」が全館の営業を再開した。

これにより、熊本地震による休業店舗は、連結子会社であるゆめマートの運営する「ゆめマート楠(熊本市北区)」のみとなった。同店は、「ゆめマート龍田」に改称し、夏に営業を再開する予定だ。

店舗面では、4月に新業態となる大型複合商業施設「LECT(呼称:レクト、広島市西区)」、5月には「ゆめタウン江津(島根県江津市)」を開業し、いずれも好調なスタートを切った。

「LECT」は、生活者にとって自宅、職場や学校とは別の「第3の居場所(サードプレイス)」を目指し、「知・住・食」をメインテーマに据えた3つのゾーンで構成する。

従来の商業施設の枠組みを超えたライフスタイル提案型の複合商業施設で、イズミはスーパーマーケット「ゆめ食品館」のほか、フードコート「サウザンドディッシュ」など飲食・食物販といった、主に「食」の分野を担当した。

モノからコト、そしてトキを切り口とした付加価値提案力を試す新たな挑戦であり、そこでの新規の客層の取り込みや、得られるナレッジを他店へと展開することで、既存店全体の店舗付加価値を高め、より拡充する戦略的取組みをスタートした。

通期は、売上高7481億円、営業利益390億円、経常利益387億円、当期利益265億円の見通し。

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