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コロワイド/かっぱ寿司の事業構造改革が遅れ、業績予想を下方修正

2018年02月06日 10:35 / 決算

コロワイドは2月6日、2018年3月期通期の連結業績予想の修正を発表した。売上高2453億500万円(前回予想比1.3%減)、営業利益51億3200万円(38.3%減)、税引前利益34億1700万円(46.2%減)、当期利益10億900万円(74.2%減)とした。

グループでは食材価格上昇の影響を極力抑えるため、長浜工場の新設により加工食材の内製化を一層推進するなど、マーチャンダイジング機能の充実を図ると共に、グループとしての重要経営課題である、連結子会社カッパ・クリエイトの事業構造改革を鋭意推進した。

カッパ・クリエイトは、前期比業績は改善したものの当初業績予想は未達が見込まれることから、1月30日に業績予想の修正を行っている。

グループでは、天候不順に伴う売上収益の減少や想定を上回る食材価格の上昇により、売上総利益は業績予想に比べ28億5000万円の減少が見込まれる。

各種固定費の削減などを実施したものの、店舗における営業状態の改善に優先的に取り組んでいることによる人件費の増加などがあった。

業績予想比では販売・一般管理費が6億7300万円増加することが見込まれ、店舗固定資産における減損損失の追加計上を第4四半期に見込み、業績予想の修正を行った。

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