トライアルHD 決算/7~12月は2桁の増収増益、西友子会社化で企業規模が大幅拡大
2026年02月13日 10:31 / 決算
トライアルホールディングスが2月12日に発表した2026年6月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高6741億1700万円(前年同期比67.0%増)、営業利益166億7700万円(71.9%増)、経常利益144億6200万円(36.1%増)、親会社に帰属する当期利益40億5700万円(33.8%減)となった。
7月1日付で西友を完全子会社化し、企業規模が大幅に拡大した。トライアル・西友ともに既存店が堅調で売上高は大幅増収となった。
トライアルの業績は既存店売上高が1.0%増で、売上高は前期比10.2%増。一方の西友は、価格競争力の強化や売り場の整備、定番品の欠品解消を進めるとともに、トライアルの名物商品の販売を進めるなど新たな売り場づくりを推進。前年同月の災害特需による反動減があった8月を底に、既存店売上高は改善傾向にあり、10月からはプラスで推移している。
利益面では、トライアルのプライシング施策や、惣菜・PB商品の強化に加え、西友の寄与もあり売上総利益は100.2%増と約2倍になった。売上総利益率は4.0ポイント増と改善した。のれんの償却やM&A関連の一過性費用の影響の中、コストコントロールも奏功し、営業利益は大幅増益で着地した。
店舗展開は積極的な出店でトライアルの店舗数は前期末から15店舗増加。第1四半期から西友の245店舗(うち1店閉店)を連結対象に加え、総店舗数は611店舗となっている。
西友は8月に、顧客の支持向上に向けたモデル店舗づくりをハイパーマーケット2店舗(東陽町店・ひばりヶ丘店)で開始。12月にはスーパーマーケット1店舗(仙川店)でも始めた。モデル店舗3店の売上高・客数は既存店全体を大きく上回り、立ち上がりは順調。
上記のモデル店舗では、トライアルの名物商品「ロースかつ重」「たっぷり玉子サンド」の導入、トライアルの棚割の適用、売り場レイアウトの最適化、生鮮の強化、夜間オペレーション改善、店内加工商品の拡充などを行っている。
通期は、売上高1兆3225億円(64.5%増)、営業利益254億円(20.3%増)、経常利益139億円(37.4%減)、親会社に帰属する当期利益5億円(95.7%減)を見込んでいる。
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