コープみらい/2017年度の総事業高3898億円、宅配事業を強化
2018年06月11日 09:00 / 決算
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コープみらいが6月7日に発表した2017年度の総事業高は3898億1000万円(前年度比1.2%増)、商品供給高は3773億3000万円(0.9%増)となった。
予算には届かなかったが、前年を超え、増収となった。
経常剰余金は59億2000万円と予算を超えたが、前年を割り、減益だった。
組合員数は6.9万人増えて 341.3万人、組織率(世帯加入率)は26.3%に、出資金は5.6億円増えて 671.1億円となった。
宅配事業では、組合員のニーズや生活スタイルに合わせた商品の取り扱い、商品カタログの見直しとサブカタログの創刊、注文方法の改善を進めた。
商品の取り扱い数を増やすために、コープデリ連合会で新たな物流センター(野田船形物流センター)の開設や既存物流施設の設備更新を行った。
店舗事業は、2店舗を開店し、8店舗を改装した。
プリペイド式電子マネー機能を備えたポイントカード「ほぺたんカード」を発行。店舗専用のスマートフォンアプリを開発し、宅配の一部商品を店舗へ取り寄せられるようにした。
こだわり商品の開発と店舗作業負荷軽減に向け、おにぎりや煮物、巻寿司などの惣菜商品を製造するデリカセンターを開設した。
2018年度は、総事業高3945億2000万円(前年度比1.2%増)、商品供給高3790億1000万円(0.3%増)、経常剰余金27億円(32億2000万円減)を見込んでいる。
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