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近鉄百貨店/3~8月、あべのハルカス近鉄本店好調で増収増益

2018年10月09日 09:30 / 決算

近鉄百貨店が10月9日発表した2019年2月期第2四半期の連結決算は、売上高1395億900万円(前年同期比2.9%増)、営業利益24億8500万円(34.3%増)、経常利益22億200万円(33.3%増)、純利益19億900万円(7.3%増)となった。

百貨店業は、一層の集客力及び収益力の強化を図るため、あべのハルカス近鉄本店では、化粧品売場に新規ショップを導入するほか魅力的な催事を多彩に展開したことなどにより、売上高は8月まで21か月連続で前年を上回り、百貨店業全体の業績を牽引した。

また、地域ごとのマーケットニーズに合わせた店舗開発を行った。

上本町店においてはホームファッション専門店の導入をはじめ婦人雑貨売場、食料品売場を再編集するなど全館にわたる大規模な改装を、奈良店は地域商社事業のコンセプトショップとして「大和路」を導入。

フランチャイズ方式による同社3店舗目となる高級食材スーパー「成城石井」を展開するなど、新たな魅力を発信する改装を実施した。

さらに、中国の越境ECサイトに同社ウェブ店舗を出店するなど、新たな事業モデルの創出、収益化に取り組んだ結果、増収増益を計上した。

2019年2月期通期の連結決算は、売上高2811億円(前期比0.4%減)、営業利益51億円(4.4%増)、経常利益46億円(4.1%増)、純利益38億円(約2.6倍)を予想している。

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