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かっぱ寿司/4~9月は、不採算店舗閉鎖で営業利益110.6%増

2018年11月01日 12:40 / 決算

かっぱ寿司を運営するカッパ・クリエイトが10月31日に発表した2019年3月期第2四半期決算は、売上高395億1700万円(前年同期比1.5%減)、営業利益6億1600万円(110.6%増)、経常利益7億3400万円(93.0%増)、当期利益5億6400万円(119.7%増)となった。

回転寿司事業の売上高は330億4400万円(2.6%減)となった。既存店売上高は1.5%増だった。

メニュー・政策では、地中海産の大型本鮪大とろ、天然生車海老、北海道産ブランド魚の北釧いわしなどのこだわりの素材を活かしたフェア商品を販売した。

多様化するお客の嗜好に対応すべく、サイドメニューの強化にも継続して取り組み、なかでも6月に販売を開始した有名店監修の「海老ラーメン」は、自社史上最速で10万食の販売を達成し、新たな来店動機の創出に成功した。

プロモーション活動では、引き続き回転寿司らしい「美味しさ」・「楽しさ」を表現したTVCMを放映すると共に、人気アニメとのコラボレーション、各地域のテレビ局とのタイアップ商品の限定販売といった、さまざまな企画を開発・実施することで、新たな顧客層への認知拡大を図った。

9月から「かっぱ寿司」全店舗において「Dポイント」を導入し、お客の利便性向上や来店動機の拡大に努めた。

店舗オペレーションの観点では、引き続き商品・サービスのクオリティ向上を最優先としながら、商品提供時間やウェイティング・タイムの短縮に向けた活動を強化し、不満足要因の排除と顧客満足度の持続的な向上に取り組んだ。

他方で、西日本での豪雨や度重なる台風の上陸により、一部の店舗において、設備破損、断水・停電等に伴う数日間の休業及び営業時間の短縮が発生した(現在は全て復旧)。

積極的に店舗資産の活性化を図るべく、不採算店舗を中心に第2四半期連結累計期間において13店を閉店した結果、期末店舗数は335店となった。

通期は売上高815億3300万円(3.6%増)、営業利益16億3100万円(331.5%増)、経常利益17億1400万円(231.7%増)、当期利益7億9800万円(1.5%減)の見通し。

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