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ジャパンミート/8~10月、異常値販売を実施し増収増益

2018年12月12日 11:20 / 決算

ジャパンミートが12月11日に発表した2019年7月期第1四半期決算は、売上高270億9000万円(前年同期比2.8%増)、営業利益9億3400万円(22.8%増)、経常利益9億5700万円(27.1%増)、当期利益5億4000万円(30.9%増)となった。

スーパーマーケット事業の売上高は259億6800万円(2.6%増)、営業利益8億2200万円(12.6%増)となった。

大型商業施設内店舗「ジャパンミート生鮮館」、関東圏単独店舗「ジャパンミート卸売市場」、北関東で展開する地域密着型店舗「パワーマート」、東京都内を中心に展開する業務用スーパー「肉のハナマサ」を展開している。

商品の販売では、特定の商品を大量に陳列し、値頃感がある商品をお客へアピールをすることで購買意欲を高める「異常値販売」を定期的に実施するほか、グループ各社で開発した商品を共有し販売を行うことで、販売点数と商品の仕入力の向上、採算の安定につながるよう努めた。

自社の加工物流センターでの大量かつ効率的な精肉加工、商品供給を行うことで店舗オペレーションを安定的にサポートすることに加え、店舗内においても必要に応じて精肉加工を行い、売れ筋に対応した商品の速やかな提供により販売機会のロスを削減するなど、戦略的、効率的な販売に務めた。

商品の仕入では、加工物流センターにおける大量備蓄機能を活用することで、食材価格変動の影響を受けにくい商品仕入体制を構築し、採算の安定と商品在庫の確保を図った。

店舗の状況では、2018年10月に「肉のハナマサ」日本橋本町店(東京都中央区)が賃貸借契約期間満了に伴い閉店した。期末のスーパーマーケット事業の店舗数は79店となった。

通期は売上高1100億4100万円(1.6%増)、営業利益46億8600万円(5.3%増)、経常利益47億5000万円(4.5%増)、当期利益27億4200万円(1.1%減)の見通し。

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