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いなげや/4~12月、人件費・電気料高騰し営業利益69.6%減

2019年02月05日 15:00 / 決算

いなげやが2月5日に発表した2019年3月期第3四半期の連結決算は、売上高1924億1000万円(前年同期比0.8%減)、営業利益6億8200万円(69.6%減)、経常利益9億3900万円(61.6%減)、純利益3億100万円(78.0%減)となった。

<いなげや>
いなげや

人手不足による人件費の上昇や、酷暑による電気料の高騰などにより、利益面で苦戦した。

スーパーマーケット事業は、既存店売上高が前年同期比1.4%減だった。

出退店は、いなげやにおいて練馬関町店(東京都練馬区)、ブルーミングブルーミーひばりが丘パルコ店(東京都西東京市)、飯田橋店(東京都新宿区)の3店舗を新設し、一方、4店舗を閉鎖した。

また、既存店の活性化を引き続き推進し、三郷戸ヶ崎店(埼玉県三郷市)、大和相模大塚駅前店(神奈川県大和市)など合計15店舗の改装を実施。

三浦屋は1店舗を閉鎖し、コピス吉祥寺店(東京都武蔵野市)を改装した。2018年12月末での店舗数はいなげやの139店舗と三浦屋の11店舗を合わせて150店舗となった。

売上高は1535億4000万円(0.9%減)、セグメント損失は1億3800万円(前年同四半期は13億6300万円の利益)。

ドラッグストア事業のウェルパークは、調剤薬局西府駅前店(東京都府中市)、調剤薬局田無芝久保店(東京都西東京市)、調剤併設店の東村山東口店(東京都東村山市)の3店舗を新設、2店舗を閉鎖した。

さらに、既存店の活性化を引き続き推進し、練馬南大泉店(東京都練馬区)、向ヶ丘遊園南口店(川崎市多摩区)など8店舗の改装を実施した。2018年12月末の店舗数は133店舗。

既存店売上高が前年同四半期比0.2%増だった。

売上高(外部顧客)は317億8000万円(1.0%増)、セグメント利益は6億2500万円(10.6%減)。

2019年3月期通期の連結決算は、売上高2550億円(前期比0.0%)、営業利益30億円(16.6%減)、経常利益32億円(16.8%減)、純利益5億円(56.2%減)を見込んでいる。

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