ゼンショー/4~12月、「すき家」既存店好調で売上高4.4%増
2019年02月05日 15:10 / 決算
ゼンショーホールディングスが2月5日に発表した2019年3月期第3四半期の連結決算は、売上高4548億4500万円(前年同期比4.4%増)、営業利益146億6000万円(7.2%増)、経常利益139億6200万円(0.7%増)、純利益63億9400万円(6.9%減)となった。
「すき家」をはじめとする牛丼カテゴリーの既存店売上高前年比は3.4%増、「ココス」、「ジョリーパスタ」をはじめとするレストランカテゴリーの既存店売上高前年比は0.2%増、「はま寿司」をはじめとするファストフードカテゴリーの既存店売上高前年比は2.0%増だった。
グループ全体の店舗は2018年12月末で、181店舗出店、60店舗退店、Advanced Fresh Concepts Corp.を子会社化した結果、9329店舗となった。
牛丼カテゴリーの売上高は1617億9600万円(5.4%増)。
牛丼チェーンの「すき家」で、「シーザーレタス牛丼」(並盛税込500円)、「4種のチーズドリ牛」(並盛税込480円)、「しび辛もやし牛丼」(並盛税込500円)、「お好み牛玉丼」(並盛税込500円)、「牛すき鍋定食」(並盛税込780円)、「白髪ねぎ牛丼」(並盛税込500円)などを導入し、商品力の強化に取り組んだ。
丼ぶり・京風うどんの「なか卯」は、新商品・季節限定商品の投入や既存商品のブラッシュアップによる商品力の強化と店舗販促の実施により、業績の向上に努めた。
店舗数は、102店舗出店、28店舗退店した結果、2872店舗、内訳は、「すき家」1933店舗、「なか卯」457店舗(FC11店舗含む)。
レストランカテゴリーの売上高は、966億600万円(0.8%増)だった。
「ココス」では、メニューのラインアップの強化、ごちそう感のあるフェアメニューの投入、店舗のサービス水準の向上に取り組んだ。
店舗数は、16店舗出店、11店舗退店した結果、1375店舗(FC79店舗含む)。
ファストフードカテゴリーの売上高は1051億8400万円(6.2%増)となった。
回転寿司の「はま寿司」については、積極的な出店による業容の拡大を図るとともに、商品品質の向上、店舗サービスの強化に努めた。
店舗数は、29店舗出店、8店舗退店した結果、774店舗。
小売事業の売上高は、633億6500万円(0.6%減)、営業利益は2億2400万円(62.1%減)。
2019年3月期通期の連結決算は、売上高6237億900万円(前期比7.7%増)、営業利益203億9100万円(15.8%増)、経常利益195億2200万円(10.6%増)、純利益86億3600万円(7.9%増)を見込んでいる。
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