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資生堂/2018年12月期、売上・利益ともに過去最高を更新

資生堂が2月8日発表した2018年12月期の連結決算は、売上高1兆948億2500万円(前期比8.9%増)、営業利益1083億5000万円(34.7%増)、経常利益1094億8900万円(36.3%増)、純利益614億300万円(約2.7倍)となった。

<リニューアルした「SHISEIDO」メイクアップ商品>
資生堂

売上高、営業利益、経常利益、純利益の全てにおいて、過去最高を更新。

売上面は、戦略的に投資強化を続けているプレステージ領域が全体を牽引し、増収だった。

利益面では、売上増に伴う差益増に加え、収益性の高いプレステージブランドの好調によるコスト構造の改善などにより増益を計上した。

日本事業は、マーケティング投資を強化してきた中高価格帯のブランドが好調を継続し日本人顧客まの売上が拡大したことに加え、アジア全域でのクロスボーダーマーケティングの強化により訪日外国人向けのインバウンド需要を確実に獲得。

「SHISEIDO」では、美容液「アルティミューン」やメイクアップ商品をリニューアルするとともに、若年層に向けたマーケティング強化を行い、売上が大きく伸長した。

「エリクシール」では、前期に発売した、しわ改善クリームが新たな顧客拡大に貢献したほか、化粧水・乳液の売上拡大がブランド全体の力強い成長につながった。

売上高は前期比9.0%増の4546億円、営業利益は16.9%増の914億円。

中国事業は、「SHISEIDO」、「クレ・ド・ポー ボーテ」、「イプサ」、「NARS」などのプレステージブランドが高成長を持続した。

また、「エリクシール」や「アネッサ」が大きく伸長した。

売上高は現地通貨ベースで32.3%増、円換算後では32.3%増の1908億円、営業利益は約2.1倍の245億円。

アジアパシフィック事業では、プレステージブランドの「SHISEIDO」、「クレ・ド・ポー ボーテ」、「NARS」が韓国やタイを中心に大きく成長。

売上高は現地通貨ベースで13.1%増、13.9%増の681億円、営業利益は8.7%増の78億円。

米州事業では、メイクアップやデジタル領域への投資を積極的に行い、「SHISEIDO」、「NARS」、「LAURA MERCIER」などのプレステージブランドが成長を継続した。

収益性が低い直営店は閉鎖を進めた。

売上高は現地通貨ベースで0.4%減、事業譲渡影響を除く実質ベースでは4%増、円換算後では1.8%減の1317億円、営業損失は前期に対し30億円増の148億円。

欧州事業では、持続的な成長性拡大に向けてマーケティング投資を強化した「Dolce&Gabbana」が好調に推移。

一方、その他のフレグランスブランドの売上が前期を下回った。

売上高は現地通貨ベースで1.4%増、事業譲渡影響を除く実質ベースでは5%増、円換算後では前期比 4.3%増の1132億円、営業損失は22億円増の80億円。

2019年12月期通期の連結決算は、売上高1兆1720億円(7.0%増)、営業利益1200億円(10.8%増)、経常利益1200億円(9.6%増)、純利益755億円(23.0%増)を予想している。

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