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やまや/4~12月、酒販・外食ともに低調で減収減益

2019年02月12日 09:10 / 決算

やまやが2月8日に発表した2019年3月期第3四半期連結決算は、売上高1286億7600万円(前年同期比1.7%減)、営業利益59億1100万円(3.2%減)、経常利益59億1400万円(4.3%減)、純利益29億600万円(2.5%増)となった。

<やまやホームページ>
やまや

酒販事業の売上高は、昨年6月国税庁「新取引基準」の実施、ビールの値上げ前に起こった買い置き需要に対するい亜m年度の反動、5月度の大きな減収から6月度以降、回復しているが、その減収を埋め合わせるまでに至らなかった。

2018年4月1日、地域密着を図るため、やまやの店舗のうち、奈良県以西の計43店舗を完全子会社である、やまや関西に、石川県、富山県及び福井県の計15店舗を同じく完全子会社、やまや北陸に事業譲渡した。

新店は、北上店(岩手県)、相馬小泉店(福島県)、十和田店(青森県)、成田はなのき台店(千葉県)の4店を出店した。

既存店の改装は、福岡県と山口県の「びっくり酒店」3店舗(知古店、那珂川店(福岡県)、新下関店(山口県))を「酒のやまや」へ屋号変更する大規模改装を実施し、酒販事業全店舗の「やまや」への屋号変更を完了した。また西日本地域の店舗を中心に活性化のため既存店改装を実施した。

12月末の酒販事業の総店舗数は331店(前年同期比3店増)になった。

酒販事業セグメントの業績は、売上高942億2700万円(2.3%減)、営業利益38億5900万円(4.6%増)。

外食事業は、11月30日につぼ八の株式を当社、やまやが53.8%、子会社チムニーが34.0%取得した。

外食事業の総店舗数は、直営店53店舗・FC店188店舗・海外FC店14店舗の飲食店を展開しているつぼ八をグループ企業に加えたことにより、直営店526店(前年同期比59店増)、国内FC店466店(同180店増)、海外FC店14店舗(同14店増)、1006店舗(同253店増)、

売上高355億1700万円(0.0%減)、営業利益20億4700万円(15.1%減)。

2019年3月期通期の連結決算は、売上高1700億円(0.6%増)、営業利益74億2000万円(0.1%増)、経常利益75億1000万円(0.1%増)、純利益34億円(0.2%増)を予想している。

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