アインHD/4月期、調剤事業の利益不振で営業利益18%減
2019年06月04日 12:10 / 決算
アインホールディングスが6月4日に発表した2019年4月期決算によると、売上高2755億9600万円(前期比2.7%増)、営業利益160億6700万円(18.1%減)、経常利益166億3700万円(17.3%減)、親会社に帰属する当期利益90億2900万円(14.6%減)となった。
ファーマシー事業の売上高は2450億3000万円(2.7%増)、セグメント利益は183億3100万円(19.1%減)と増収減益。
営業開発においては、調剤薬局の新規出店及びM&Aを活用し、コム・メディカル(新潟県三条市)、土屋薬品(長野県長野市)の子会社化を実施するなど、継続した事業規模の拡大を推進するとともに、店舗運営の見直しを進めている。
同期間の出店状況は、M&Aを含め、グループ全体で合計157店舗を出店し、54店舗の閉店により、グループにおける薬局総数は1132店舗。
コスメ&ドラッグストア事業の売上高は、252億1000万円(4.5%増)、セグメント利益は9億7200万円(48.0%増)と増収増益。
「アインズ&トルペ」の首都圏への出店を継続的に実施するとともに、関西圏への出店を再開している。
既存店の改装及び関連商品を中心とするMDの強化による集客力向上に努めており、既存店売上高が前年を上回って推移するとともに、前期出店売上高が大きく寄与している。
また、「リップス&ヒップス」「ココデシカ」を始めとするオリジナルブランドの積極的な展開に加え、昨年実施した仕入れの見直しが引き続き貢献しており、収益は改善している。
同期間の出店状況は、アインズ&トルペ 東池袋店(東京都豊島区)、オリナス錦糸町店(東京都墨田区)、渋谷公園通り店(東京都渋谷区)、草加ヴァリエ店(埼玉県草加市)、府中フォーリス店(東京都府中市)、あべのHoop店(大阪市阿倍野区)、梅田ヘップファイブ店(大阪市北区)を出店し、1店舗を閉店したことで、コスメ&ドラッグストア総数は54店舗となった。
次期は、売上高3003億3000万円(9.0%増)、営業利益187億円(16.4%増)、経常利益192億円(15.4%増)、親会社に帰属する当期利益101億3000万円(12.2%増)を見込んでいる。
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