アインHD 決算/5~7月増収減益、フランフラン子会社化などで通期上方修正
2024年09月05日 16:27 / 決算
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アインホールディングスが9月4日に発表した2025年4月期第1四半期決算によると、売上高1036億300万円(前年同期比9.5%増)、営業利益27億5700万円(23.6%減)、経常利益29億6900万円(23.5%減)、親会社に帰属する当期利益16億4200万円(23.3%減)となった。
ファーマシー事業では、高額医薬品の処方で処方せん単価が上昇するとともに、かかりつけ薬剤師・薬局としての機能強化や待ち時間短縮等の患者サービス向上により処方せん枚数も増加している。
出店状況は、M&Aを含め12店舗を出店し、8店舗を事業譲渡したことで、薬局総数は1235店舗となった。
リテール事業では、コスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ」を展開。コスメを中心とした独自性のある商品構成やアジアンコスメの独占・先行販売などの施策を行い、他社店舗との差別化を図っている。
既存店および前期出店店舗の客数が堅調に推移していることに加え、引き続きアジアンコスメや高価格帯コスメなどの売上が伸長していることで単価が上昇。今後も購買動向を注視し、商品力の強化や魅力的な売場づくりを行っていく。
出店状況は、2店舗を出店し、1店舗を閉店したことで、店舗総数は82店舗となった。
通期は、ファーマシー事業やリテール事業の堅調に加え、インテリア・雑貨小売販売事業を展開するFrancfrancが8月20日付でグループ入りした状況を勘案し、上方修正する。
売上高は385億円増の4535億円(13.4%増)、営業利益は15億6000万円増の193億6000万円(5.2%減)、経常利益は15億円増の200億円(6.4%減)、親会社に帰属する当期利益は8億2000万円増の100億円(12.3%減)を見込んでいる。
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