ウエルシア/3~8月、既存店改装・調剤併設効果で増収増益
2019年10月10日 11:10 / 決算
ウエルシアホールディングスが10月9日に発表した2020年2月期第2四半期決算によると、売上高4274億5600万円(前年同期比10.3%増)、営業利益183億8800万円(22.4%増)、経常利益196億3900万円(21.7%増)、親会社に帰属する当期利益118億5800万円(19.8%増)となった。
既存店の改装などウエルシアモデルの積極的な推進、調剤併設店舗の増加(8月末現在1350店舗)による調剤売上の伸長により既存店の売上高は好調に推移した。
また、健康をキーワードにした商品開発、レジ袋削減に向けた活動、従業員にとって働きやすい職場環境の実現に向けた取り組みを行っている。
3月1日付で、都市部における事業基盤を強固なものとするため、子会社であるウエルシア薬局を吸収合併存続会社、一本堂を吸収合併消滅会社とする組織再編を実施した。
6月1日付で、岡山県を中心に出店している金光薬品(31店舗)を株式取得により子会社化している。
出退店は、東北、近畿を重点出店エリアとし、グループ全体70店舗の出店と3店舗の閉店を実施。8月末のグループの店舗数は1976店舗となっている。
通期は、売上高8500億円(前期比9.1%増)、営業利益330億円(13.6%増)、経常利益356億円(13.0%増)、親会社に帰属する当期利益200億円(14.8%増)を見込んでいる。
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