イオン九州/3~8月、大雨被害で純損失4億6800万円
2019年10月10日 11:20 / 決算
イオン九州が10月9日に発表した2020年2月期第2四半期決算によると、営業収益1102億7200万円(前年同期比1.2%減)、営業損失3億6200万円(前期は15億1800万円の損失)、経常損失1億7100万円(前期は13億4800万円の損失)、四半期純損失4億6800万円(前期は12億600万円の損失)となった。
売上面は、7月度において梅雨明けが昨年よりも遅れ、その影響を受けたものの、収益力向上に向けた各施策の効果により、既存店の売上高は、ほぼ前年並みとなった。
利益面では、売上総利益率の改善やその他の営業収入の増加により、営業総利益が前年同期比0.3%増したことに加え、デジタル販促の活用、働き方の見直し、店舗運営の効率化に取り組んだ結果、販売費及び一般管理費は前年同期比2.7%減となった。営業利益は前年同期に比べ、大幅に改善している。
なお、7月21日に発生した記録的な大雨の浸水被害により、営業を一時休止していたイオン小郡ショッピングセンターは、新たに浸水対策を実施した上で早期の営業再開に努め、8月9日に再開店した。
被災した建物・設備等の原状回復費用や棚卸資産の毀損・滅失により発生した災害関連費用6億円を特別損失として、また、被災した資産に係る保険金のうち、現時点で確定した保険金の受取額4億円を特別利益として計上している。
店舗面では、総合小売店業8月末で51店となった。今年2月に土地・建物を取得したイオンショッパーズ福岡店は、福岡市が推進する「天神ビッグバン」と連携して、地下1階から4階までを商業施設、5階から8階を天神エリアで需要が高いオフィススペースとする計画をすすめ、そのうちの商業施設部分を4月にリニューアルオープンした。
また、3月にリニューアルオープンしたイオンモール福岡伊都(福岡市西区)では、フードコートや授乳スペースなど施設面を拡充するとともに、SC全体のレイアウトを見直し、新たな売場や専門店を導入した。
ホームセンターは33店、サイクル事業などその他事業は31店となっている。
通期は、営業収益2200億円(1.9%減)、営業利益3億円(488.4%増)、経常利益3億5000万円(35.0%増)、四半期純利益2億円(20.9%増)を見込んでいる。
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