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サミット/4~9月「増収減益」も既存店売上3年半で10%増

2019年11月06日 18:00 / 決算

サミットが11月6日に発表した2020年3月期中間決算(単体)は、営業収益1450億600万円(前年同期比2.1%増)、売上高1385億3800万円(2.1%増)、営業利益31億9300万円(15.1%減)、経常利益33億7900万円(15.8%減)、当期利益24億2900万円(12.8%減)となった。

<サミット本社>
サミット本社

新規出店・改装と川崎塩浜プロセスセンターへの投資があったため、中間期は営業減益となったが、減益幅は計画の範囲内に収まった。

既存店は、売上高0.5%増、客数0.8%増、客単価0.4%減、1品単価0.4%増、買上点数0.8%減だった。買上点数は減少したが、1週間で何度でも来店してもらい、1人のお客の来店頻度を高めて、1カ月の総買上点数を上げる政策をとっているため、予定通りの実績となった。

2015年実績を100とした場合、3年半で既存店客数は9%増加、既存店売上は10%増加した。

部門別売上高は、青果206億4200万円(0.7%減)、鮮魚110億2900万円(2.1%増)、精肉162億7900万円(0.9%増)、生鮮食品合計479億5100万円(0.5%増)。惣菜136億5200万円(5.1%増)、ベーカリー24億9600万円(9.6%増)、惣菜・ベーカリー合計161億4900万円(5.8%増)。

加工食品332億6400万円(2.1%増)、菓子57億7300万円(4.8%増)、デイリー278億4000万円(1.6%増)、その他食品合計668億7800万円(2.1%増)。

家庭用品72億1200万円(4.6%増)、その他3億4600万円(4.7%増)、家庭用品・その他合計75億5900万円(4.7%増)。

営業総利益は、生鮮食品計27.0%、惣菜・ベーカリー43.7%、その他食品計24.6%、家庭用品・その他計26.6%、売上総利益27.8%、その他営業収入4.7%、営業総利益32.4%。

人件費は192億4400万円(4.4%増)、資本費95億2000万円(4.7%増)、管理費129億6200万円(3.7%増)、合計417億2700万円(4.3%増)。

<テラスモール松戸店>
テラスモール松戸店

地域別売上高は、東京970億9900万円(2.6%増、82店・構成比70.2%)、神奈川208億3100万円(0.9%増、14店・15.1%)、埼玉155億2900万円(1.7%増、14店・11.2%)、千葉48億6100万円(1.3%減、4店・3.5%)。

10月に千葉県松戸市に「テラスモール松戸店」(売場面積1888m2)を出店。12月に「ニトリ大鳥居店」地下1階に「大田鳥居店」(東京都大田区)、2020年2月に「上星川店」(横浜市)を出店する予定。

設備投資は、新店投資13億5500万円、既存店投資・その他5億5400万円、合計19億900万円。通期では、新店投資36億5500万円、既存店投資・その他10億3600万円、合計46億9100万円を計画する。

通期は、営業収益2990億円(4.7%増)、売上高2860億円(4.8%増)、営業利益69億円(4.3%減)、経常利益75億円(3.1%減)、当期利益50億5000万円(0.9%増)の見通し。

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