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スシローGHD/9月期「既存店・新業態好調」売上・利益は過去最高に

決算/2019年11月08日

スシローグローバルホールディングスが11月8日に発表した2019年9月期決算によると、売上収益1990億8800万円(前年同期比13.8%増)、営業利益145億4600万円(24.1%増)、税引前利益143億6300万円(24.8%増)、親会社に帰属する当期利益99億5900万円(24.6%増)となった。

コスト高の環境下でも利益率をさらに改善し、売上、各段階利益ともに創業来最高を更新した。

<スシローの店舗>
スシローの店舗

国内スシロー業態では、東日本18店・西日本8店を出店、東日本1店・西日本3店を閉店、合計22店の純増となった。新業態「杉玉」事業は6店を出店、期末国内店舗数は、スシロー531店、杉玉10店、合計541店となった。

既存店は、売上7.4%増、客数4.2%増、客単価3.1%増とバランスの良い成長を維持。昨年9月14日に価格改定を実施。150円、300円といった高価格帯の皿の売上が伸び、100円皿の売上比率が約7%低下した。2019年9月中旬以降の客単価昨対比も3.3%増となり、高価格帯ゾーンへの顧客の定着、さらなる拡大が進んだ。

話題性のあるサイドメニューを「スシローカフェ部」として投入。7月19日に発売した光るゴールデン「タピオカミルクティー」(税別280円)は、発売2カ月弱で約100万杯、最終的には170万杯を販売した。

客数は、「スシロー創業祭」「名店のうまい!をスシローに。『匠の一皿』」など、おいしさや魅力をさらに高めた商品キャンペーンや、全国・地方放送を問わずメディア露出の拡大が続いたことなどが寄与した。

杉玉は、商品の継続的なブラッシュアップとTV番組などでの露出により、前期末までに出店した4店の平均月商が増加した。平均月商は、2018年9月期下期640万円、2019年9月期上半期750万円、2019年9月期下半期770万円となった。今期出店店舗の平均月商も、既存店を上回る水準で推移した。

下半期は、ほぼ月1店のペースでの出店を実現し、累計10店まで店舗数を拡大。事業自体が拡大期に入ったとみている。

海外では、韓国は4店を出店、既存店売上は4.4%増と拡大を継続した。台湾は7店を出店、各店舗での売上が高く海外事業の中核エリアになった。

8月には、香港とシンガポールに1号店を出店した。香港の店舗は8月13日のオープン以来、大盛況で9月の月間売上は国内のスシロー店舗を含む全店で見ても過去最高の水準を達成した。シンガポールの店舗は8月19日のオープン以来、大盛況が続いている。両国ともに、2号店の出店を要望する声が上がっているという。

既存店売上高が好調なため、人件費・その他販管費の改善が進み、売上高営業利益率は7.3%、当期利益率は5.0%に改善した。

来期は、売上は2ケタ成長を継続、当期利益も100億円超えを目指す。特に、海外展開を加速し、中計達成を確実にする重要な2年目と位置付ける。

次期は、売上収益2237億3000万円(12.4%増)、営業利益162億9000万円(12.0%増)、税引前利益156億3000万円(8.8%増)、親会社に帰属する当期利益102億1000万円(2.5%増)を見込んでいる。

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