ローソン/3~11月、スイーツ・おにぎり・パン好調で増収増益
2020年01月10日 16:00 / 決算
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ローソンが1月10日に発表した2020年2月期第3四半期決算によると、営業総収入5509億100万円(前年同期比4.4%増)、営業利益521億2200万円(9.0%増)、経常利益486億6300万円(4.3%増)、親会社に帰属する当期利益259億5300万円(2.5%増)となった。
2015年から発注システムのセミオート化、自動釣銭機能付POSレジの導入など、デジタル技術の最大活用により店舗の生産性を向上。米飯では、人気の「悪魔のおにぎり」に新フレーバーが加わり、よりお米の甘みを増した新「金しゃりおにぎり」シリーズが売上に寄与した。
調理パンでは、具材を楽しむサンドイッチの新シリーズ「SAND FULL(サンドフル)」で新しい食シーンを取込むことができたことに加え、「ミックスサンド」「たまごサンド」など定番商品のリニューアルが奏功したことから、前年の売上を上回っている。
デザートでは、「バスチー ‐バスク風チーズケーキ‐」をはじめとした新感覚スイーツ、10月発売の新「CUPKE(カプケ)」シリーズなど「Uchi Cafe」のデザートが人気を集めたことから、売上は前年を大きく上回った。
また、ベーカリーでは、「マチノパン」シリーズに「パン・オ・ショコラ」などの新商品が加わり好評だったほか、リニューアル効果もあり惣菜パンの販売が伸長した。
サービスは、10月より、東京都と神奈川県内の「スマリ」(レンタル商品やEC商品の返却・返品サービス)展開店舗において、日本郵便が提供する、オークションサイトやフリマアプリの出品商品を発送決するサービス「e発送サービス」の実証実験を開始している。
「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」の国内の出店数は451店舗、閉店数は466店舗となり、11月末日現在の国内総店舗数は1万4644店舗だった。
通期は、営業総収入7270億円(前期比3.8%増)、営業利益608億円(0.0%増)、経常利益545億円(5.5%減)、親会社に帰属する当期利益180億円(29.6%減)を見込んでいる。
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