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企業概要
【目次】
株式会社ローソンとは・業績ハイライト
株式会社ローソンは、全国47都道府県および海外(中国・タイ・フィリピン・インドネシア・米国ハワイ州)でフランチャイズチェーンを展開する大手コンビニエンスストア企業です。グループ内には高級スーパーマーケットの「成城石井」、生鮮・日配品に強みを持つ「ローソンストア100」、エンタテインメント事業、金融事業(ローソン銀行)などを傘下に有し、多角的なリテール・サービス事業を展開しています。
直近の連結決算(2026年2月期)におけるグループチェーン全店売上高は3兆223.0億円(前年同期比104.5%)、営業収益は1兆2,340.0億円(同105.4%)、事業利益は1,123.0億円(同107.0%)、親会社所有者帰属当期利益は652.0億円(同108.8%)となり、事業利益・当期利益ともに3年連続で過去最高を更新しました。
ローソンは「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」というグループ理念のもと、店舗を通じた多様な生活インフラ機能の提供と地域社会への貢献を推進しています。直近決算における主な業績ハイライトは以下の通りです。
- グループチェーン全店売上高:3兆223.0億円(前年同期比1,304.0億円増、104.5%)
- 連結営業収益:1兆2,340.0億円(前年同期比632.0億円増、105.4%)
- 連結事業利益:1,123.0億円(前年同期比73.0億円増、107.0%・3年連続過去最高)
- 親会社所有者に帰属する当期利益:652.0億円(前年同期比52.0億円増、108.8%・3年連続過去最高)
- 国内コンビニエンスストア既存店売上高前年比:104.5%(客数100.8%、客単価103.7%)
- 総店舗数:22,490店(国内14,697店、海外7,793店)
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経営戦略・重点施策
ローソングループは、2030年に向けた長期経営方針「ローソングループ Challenge 2030」を掲げ、「圧倒的な成長(日販No.1)」と「社会課題解決(地域再創生)」の双方の達成を目指しています。2030年に向けてグループ売上高および店舗数の2倍拡大、単体営業利益の倍増、加盟店オーナー1人あたりの店利益最大化を目標に掲げ、多様なデジタル技術や新業態の開発を加速させています。
2030年に向け、国内CVS日販30%アップ、店舗オペレーション30%削減、店利益(オーナー当たり)2倍、本部利益(単体利益)2倍、海外店舗数・売上高2倍(14,000店)、成城石井売上高・営業利益60%増(330店体制)を掲げる。
1. 「世界一成長する店舗づくり大作戦 2.0」とAI・デリバリーの活用
独自AI発注システム「AI.CO」を活用した品揃えの最適化および見切り発注推奨、フード損金削減の取り組みを強化している。あわせて、自社デリバリーおよび外部デリバリーサービスとの連携を推進し、デリバリー取扱店舗数の拡大やオリジナル商品の投入により、店舗あたりの日販伸長を図る。また、手巻おにぎりの値下げやプライベートブランド(PB)の刷新、冷凍食品の全国展開拡大などを通じ、商品価値の再構築を図っている。
海外では、インド進出にチャレンジし、2027年ムンバイに1号店をオープン、2030年に100店にする。中国は、2025年度6,977店を2030年度には、10,000店+αを計画している。
2. 省力化技術・デジタルテクノロジーの導入
深刻な人手不足への対応と店舗オペレーション負担の軽減に向け、2026年までに店舗オペレーションを2MH(5%)削減する目標を掲げている。アバターを活用したリモート接客「アバター接客」の実証実験エリア拡大(北海道・関東・近畿・四国等)、セルフレジの活用推進、調理ロボットの導入、POSレジでのステーブルコイン決済実証実験など、最先端技術の導入による効率化を進めている。
3. 多様な店舗フォーマットの開拓と地域再創生
買い物困難地域や小商圏への出店モデルとして、既存商店や施設を活用した「with LAWSON」、首都圏型ミニスーパー「Lミニマート」、ユニット型無人出店モデル「オフィスローソン」、公園・公共施設等に向けた「トレーラーハウス型店舗」など、低コストかつ短期間で出店可能な新フォーマットを連続的に投入している。また、KDDIおよびUR都市機構等と連携し、地域コミュニティや防災機能を強化した「ハッピーローソンタウン」や「災害支援ローソン」の全国展開を進めている。
4. 物流改革と持続可能性(サステナビリティ)の追求
2026年4月に全面施行された改正物流効率化法への対応として、常温・冷凍商品の発注から納品までのリードタイムを1日延長し、配送車両の積載効率向上および月間約120台のトラック削減を実現。さらに、チルド配送車両へのEVトラック導入や店舗への太陽光パネル・蓄電池の設置など、2050年カーボンニュートラル実現に向けた脱炭素施策を力強く推進している。
企業データ・セグメント別業績
■ 会社概要(2026年2月末現在)
| 社名 | 株式会社ローソン(LAWSON, INC.) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー |
| 代表者 | 代表取締役 社長 兼 CSO 兼 ローソン大学 学長 竹増 貞信 |
| 設立 | 1975年4月15日 |
| 資本金 | 585.1億円(58,506.644千円) |
| 従業員数 | 12,087人(連結) |
| 主な事業内容 | コンビニエンスストア「ローソン」のフランチャイズチェーン展開 |
| グループ全店舗売上高 | 3兆223.0億円(連結) |
| 総店舗数 | 22,490店(国内14,697店、海外7,793店) |
■ 経営成績(連結・単体比較 / 2026年2月期)
| 区分 | チェーン全店売上高 | 営業収益(営業総収入) | 事業利益(営業利益) | 当期利益(当期純利益) |
|---|---|---|---|---|
| 連結(IFRS) | 30,223.0億円 | 12,340.0億円 | 1,123.0億円 | 652.0億円 |
| 単体(日本基準) | 26,254.0億円 | 4,402.0億円 | 648.0億円 | 535.0億円 |
■ 主要子会社・関連事業の概要
-
株式会社成城石井
所在地:神奈川県横浜市西区北幸2-9-30 横浜西口加藤ビル5階
事業内容:直営スーパーマーケット等の展開。過去最高の事業利益を達成。 -
株式会社ローソンエンタテインメント
所在地:東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー
事業内容:「ローソンチケット」「HMV」運営。映画・ライブ好調により事業利益+30.0億円の増益。 -
株式会社ローソン銀行
所在地:東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 5階
事業内容:ATM事業およびリテール金融事業。年間ATM利用件数が初めて3億件を突破。 -
株式会社ローソンストア100
所在地:神奈川県川崎市幸区大宮町1310
事業内容:生鮮・日配品コンビニ「ローソンストア100」の運営指導。ローソンと共同でミニスーパー業態「Lミニマート」の出店・展開も推進。 -
海外事業(中国・アジア等)
拠点:中国(上海・北京・重慶等)、タイ、フィリピン、インドネシア等
事業内容:海外総店舗数7,793店を展開。中国事業を中心に成長し過去最高益に貢献。インド進出も開始。
役員一覧
株式会社ローソンの主な役員体制(2026年9月1日現在)は以下の通りです。
| 役職名 | 氏名 | 担当・主な兼任状況 |
|---|---|---|
| 代表取締役 社長 | 竹増 貞信 | CSO 兼 ローソン大学 学長 |
| 代表取締役 副社長 | 竹澤 浩 | 副社長 |
| 取締役 常務執行役員 | 赤石 浩之 | CTO(最高技術責任者) |
| 取締役 上級執行役員 | 赤松 茂隆 | CFO(最高財務責任者) |
| 取締役 | 近藤 祥太 | 三菱商事株式会社 常務執行役員 S.L.C.グループCEO |
| 取締役 | 門脇 誠 | KDDI株式会社 執行役員 パーソナル事業統括本部長 |
| 常勤監査役 | 髙西 朋貴 | 常勤監査役 |
| 常勤監査役 | 和田 祐一 | 常勤監査役 |
| 社外監査役 | 本郷 郁子 | KDDI株式会社 経営戦略本部 経営企画1部長 |
| 社外監査役 | 立岡 智弘 | 三菱商事株式会社 S.L.C.管理部長 |
| 専務執行役員 | 村瀬 達也 | CRO 兼 CSO補佐 |
| 専務執行役員 | 藤井 均 | 商品本部長 |
| 専務執行役員 | 楯 美和子 | コミュニケーション本部長 |
従業員の状況・ダイバーシティ
ローソングループでは、多様な人材の活躍推進(DE&I)と柔軟な働き方の実現に向けた環境整備を進めています。
- 連結従業員数:12,087人(2026年2月末現在)
- 人材育成・採用体制:新卒採用ではスーパーバイザー職を中心とした総合職を採用し、ストアトレーニングを経て本部各専門部署へのキャリアチェンジを展開。独自の社内大学「ローソン大学」や通信・通学教育制度(LOCP)を整備。
- ダイバーシティ&多様な働き方:子育て・介護休職、リフレッシュ休暇、配偶者分娩休暇などの各種支援制度を充実。また、デジタル技術を活用した「アバター接客」の導入により、時間・場所・年齢・性別や障がいの有無にとらわれない完全リモート勤務の接客機会を創出し、多様な人財の雇用確保と店舗の省力化を両立させています。
月次売上動向
ローソン単体における国内コンビニエンスストア事業の直近の既存店売上高前年比推移は以下の通りです。「ハピろー!」などの大型マーケティング施策やAI発注による品揃え適正化、店内厨房「まちかど厨房」の展開拡大が寄与し、堅調な既存店売上高を維持しています。
■ 国内コンビニエンスストア事業(単体) 月次実績前年比推移
| 年度・項目 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026 | 既存店売上高 | 103.0% | 101.4% | 103.3% | 100.1% | 101.3% | 101.4% | – | – | – | – | – | – |
| 既存店客数 | 100.5% | 100.9% | 101.6% | 97.5% | 101.0% | 100.5% | – | – | – | – | – | – | |
| 既存店客単価 | 102.5% | 100.5% | 101.7% | 102.7% | 100.3% | 100.9% | – | – | – | – | – | – | |
| 2025 | 既存店売上高 | 103.6% | 104.0% | 104.5% | 107.2% | 105.1% | 105.3% | 104.1% | 101.9% | 104.3% | 103.8% | 104.3% | 101.7% |
| 既存店客数 | 100.3% | 101.3% | 100.5% | 102.4% | 101.2% | 101.1% | 100.6% | 97.5% | 99.5% | 100.9% | 101.5% | 98.3% | |
| 既存店客単価 | 103.3% | 102.6% | 104.0% | 104.7% | 103.9% | 104.2% | 103.5% | 104.5% | 104.8% | 102.8% | 102.7% | 103.5% | |
流通ニュースが報じた最新動向(アーカイブ)
流通ニュースがこれまでに取材・報道した株式会社ローソンに関する最新ニュース記事一覧です。(最新日付順に掲載)
■ 月次動向
■ 商品・アパレル・商品施策
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- ローソン/「からあげクン」がシリーズ累計販売数50億食を突破(2026.08.06)
- 東急不動産グループ/再エネ100%植物工場産レタスをローソンに供給(2026.07.21)
■ 店舗IT・新出店・フォーマット戦略
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- ローソン/神奈川県にトレーラーハウス型店舗を初出店、低コスト・短期間で出店可能(2026.08.21)
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■ 経営・サプライチェーン・SNSマーケティング
■ 災害支援・地域貢献
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