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スシロー/「新型コロナ」影響で10~6月営業利益23.9%減

2020年08月04日 11:10 / 決算

スシローグローバルホールディングスが8月4日に発表した2020年9月期第3四半期決算によると、売上収益1506億6100万円(前年同期比3.3%増)、営業利益86億1900万円(23.9%減)、税引前利益71億7200万円(35.9%減)、親会社に帰属する当期利益42億5900万円(45.3%減)となった。

外食業界は、新型コロナウイルス感染症拡大により甚大な打撃を受けている。緊急事態宣言解除後は、緩やかな回復傾向にあるものの、予断を許さない状況は続いている。

同社グループは、「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」を使命として、商品開発、店内調理、安心・安全の取り組み及びサービスの向上に取り組んでいる。

店舗開発は、51店舗出店(国内34店舗、海外17店舗)、6店舗退店(国内2店舗、海外4店舗)したことにより、6月末の店舗数は、国内573店舗、海外38店舗の合計611店舗だった。

通期業績予想は、新型コロナウイルス感染拡大がグループに与える影響について、合理的に算出することが困難なことから「未定」としていたが、緊急事態宣言の解除を受け、経済活動再開の動きが見えてきたことから、現時点において入手可能な情報をもとに算定した業績予想を公表した。

なお、業績予想は、緊急事態宣言が解除されている状況が2020年9月末まで継続するとの前提で算定したものであり、再び緊急事態宣言が発令されるような状況が生じた場合は、変動する可能性があるという。

通期は、売上収益2049億5000万円(2.9%増)、営業利益104億5000万円(28.2%減)、税引前利益87億円(39.4%減)、親会社に帰属する当期利益51億円(48.8%減)を見込んでいる。

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