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亀田製菓/2016年3月期、純利益19%増

2016年05月11日 10:10 / 決算

亀田製菓が5月11日に発表した2016年3月期通期の連結決算は、売上高973億1600万円(前期比2.6%増)、営業利益46億4900万円(15.3%増)、経常利益61億7800万円(19.8%増)、純利益40億3200万円(19.7%増)だった。

売上面は、主力ブランドでは「ハッピーターン」、「亀田のまがりせんべい」は前年実績を下回ったが、「亀田の柿の種」、「手塩屋」、「つまみ種」、「うす焼」、「技のこだ割り」、「ぽたぽた焼」が前年実績を上回った。

海外事業については、Mary’s Gone Crackers, Inc.が米国の健康志向の高まりによるオーガニック、グルテンフリー市場の成長を背景に堅調に推移。

KAMEDA USA, INC.は、商品ラインアップの拡大により売上高は前年実績を上回った。

利益面については、円安による一部原材料価格の上昇や販売促進費の増加があったが、連結子会社の収益改善に加え、主原料単価とエネルギーコストが安定した価格で推移したことにより、増益となった。

2017年3月期通期の連結決算は、売上高1010億円(3.8%増)、営業利益60億円(29.0%増)、経常利益74億円(19.8%増)、純利益49億円(21.5%増)を見込んでいる。

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