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アークス/3~11月、まとめ買いで客単価増加し増収増益

2021年01月06日 10:50 / 決算

アークスが1月6日に発表した2021年2月期第3四半期決算によると、売上高4148億4000万円(前年同期比8.6%増)、営業利益134億9100万円(78.2%増)、経常利益148億8900万円(68.8%増)、親会社に帰属する当期純利益99億4300万円(77%増)となった。

新型コロナウイルス感染症の影響による内食化傾向が続く中、スーパーマーケット事業の既存店売上高は前年同期比で6.3%増となった。内訳は、客数が2.4%減少した一方で、客単価は9%増加し、売上高が増加した。

緊急事態宣言が解除された後は、新型コロナウイルス感染症拡大前の買い物動向に戻りつつあったが、10月以降、特に北海道において感染者数が大きく増加したことから、行政による警戒ステージの移行(引き上げ)が発表され、まとめ買い傾向が強まり、客単価が上昇した。

これに伴い、第3四半期連結会計期間(2020年9月1日から2020年11月30日)におけるスーパーマーケット事業子会社9社の既存店売上高は前年同期比で5.4%増だった。

また、緊急事態宣言発出中に特売広告、ポイント倍増セールなどの販促企画を自粛したことなどから、営業利益、経常利益、当期純利益は増収となった。

通期は、売上高5450億円(5%増)、営業利益155億3000万円(28.1%増)、経常利益173億5000万円(26.2%増)、親会社に帰属する当期純利益103億円(49.9%増)を見込んでいる。

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