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ドトール・日レスHD/3~11月、コロナ禍の休業・時短で営業損失29億円

2021年01月15日 11:10 / 決算

ドトール・日レスホールディングスが1月14日に発表した2021年2月期第3四半期決算によると、売上高714億5900万円(前年同期比28.2%減)、営業損失29億3200万円(前期は83億900万円の利益)、経常損失28億7400万円(前期は83億2700万円の利益)、親会社に帰属する当期損失51億4600万円(前期は53億1100万円の利益)となった。

グループは、「外食業界におけるエクセレント・リーディングカンパニー」の地位確立を目指し、立地を厳選してグループ全体で55店舗(直営店37店舗、加盟店17店舗、海外1店舗)を新規出店した。

既存事業では、ブランド価値向上を目指した店舗改装を推進したほか、店舗におけるテイクアウトメニューや売店商品の拡充、量販店などを中心とした卸売事業の拡大など、消費の変化にあわせた取組みを優先実施した。

また、物流や購買の見直しを図り、業務の効率化を推進するとともに、徹底した管理コストの削減など、事業基盤の安定強化に努めた。

しかし、店舗休業や営業時間の短縮などが影響し売上が激減。人件費や家賃などの固定費が収益を圧迫したことで前年実績を大きく下回り、第3四半期連結の累計期間でコロナ関連の特別損失19億8800万円を計上した。

日本レストランシステムグループの売上高は、243億8200万円(29.1%減)、営業損失は12億3400万円(前期は営業利益34億2900万円)だった。

ドトールコーヒーグループにおける売上高は434億8000万円(28.3%減)、営業損失は18億9800万円(前期は営業利益41億400万円)となった。

通期は、売上高998億3200万円(23.9%減)、営業損失45億9200万円、経常損失44億3900万円、親会社に帰属する当期損失79億9500万円を見込んでいる。

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