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三越伊勢丹/4~12月当期損失347億円、通期売上高150億円減の下方修正

2021年01月27日決算

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三越伊勢丹ホールディングスが1月27日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高6024億3500万円(前年同期比31.2%減)、営業損失148億7000万円(前期は210億9800万円の利益)、経常損失134億4400万円(前期は230億9900万円の利益)、親会社に帰属する当期損失347億5900万円(前期は78億6200万円の利益)となった。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発出、訪日外国人客の激減などで減収減益の厳しい状況が続いている。

百貨店業は、売上高は5539億200万円(31.8%減)、営業損失は219億200万円(前年同期は営業利益97億7500万円)。

1回目の緊急事態宣言下において休業や営業時間の短縮により、売上高は大きく減少した。

営業再開後は、全店舗においてサーモグラフィーを導入、検温、マスクの着用、定期的な消毒等を徹底。訪日外国人の入国制限によりインバウンドによる売上はほぼ消失したまま前年を下回り推移している。

日本人による消費行動は一時期来店客数、売上ともに回復傾向に転じた。しかし、年末にかけて感染症が再拡大した影響により来店客数は再び減少に転じ、厳しい状況が続いている。

そのような環境下において、新しい生活様式・消費行動にあわせてデジタルの活用を強化することで、来店しなくても店頭と同様の買い物やサービスが受けられるよう様々な取組みを推進。年末年始のオケージョン、在宅需要に対するオンライン提案を強化することで、クリスマスケーキやおせち、福袋等のオンライン予約や販売は伸長した。

また、11月には、新たなアプリ「三越伊勢丹リモートショッピング」を立ち上げ、オンライン上においても、顧客と販売員が双方向のコミュニケーションを通じて、リアル店舗での買い物体験と同様に、百貨店ならではのOne to Oneのおもてなしや商品のレコメンドを行っている。

クレジット・金融・友の会業は、売上高は244億2600万円(18.3%減)、営業利益は31億9100万円(32.6%減)。

エムアイカードは、緊急事態宣言を受けたグループ百貨店の店舗臨時休業や営業時間の短縮、その後の外出自粛の影響もあり、百貨店内のカード獲得において、退会が入会を上回り推移した。

一方、カード取扱高においては、百貨店外の利用において、EC・通販や家電領域の好調により、前年は下回っているものの計画値は上回り推移しているという。

不動産業は、売上高は220億8000万円(13.7%減)、営業利益は44億円(4.2%減)。

三越伊勢丹プロパティ・デザインは、商業施設事業においては、新型コロナウイルス感染症の影響によるテナントへの賃料減免や、テナントの売上減少による手数料収入の減少が響き苦戦が続いている。

建装事業においては大型物件などの売上を計上し、計画を上回り推移している。

新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴う2回目の緊急事態宣言発出もあり、自粛要請強化や消費マインド悪化により個人消費の回復が鈍化してきていること、また1月から国内グループ百貨店の一部で営業時間短縮を実施していることを考慮し、2020年11月11日に公表した連結業績予想の売上高を下方修正した。

通期は、売上高は150億円減の8000億円(28.5%減)、営業損失330億円、経常損失340億円、親会社に帰属する当期損失450億円を見込んでいる。

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