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ライフ/人件費増・チラシ再開で3~8月営業利益9.8%減

2021年10月08日 11:00 / 決算

ライフコーポレーションが10月7日に発表した2022年2月期第2四半期決算によると、営業収益3870億9300万円(前年同期比0.1%増)、営業利益152億5100万円(9.8%減)、経常利益156億300万円(10.0%減)、親会社に帰属する当期利益107億8200万円(7.9%減)となった。

荒利率の改善により売上総利益は増益となった。一方、販管費は、採用強化に伴う人件費の増加に加え、新規出店に伴う賃借料、チラシ再開に伴う販促費、伸長しているEC強化の物件費も増加し、営業利益、経常利益、純利益そろって前年を下回った。

また、強化を進めているネットスーパー事業は、システム面での更なる利便性向上のために10Xと協業し、初のモバイルアプリ版となる「ライフネットスーパーアプリ」の提供を3月から開始した。配送面ではネットスーパー・来店宅配サービスにおける安定した高い品質の配送網を構築するために、間口ホールディングスと共同でラストワンマイルを担う新会社「ライフホームデリバリー」を4月に設立し、6月より事業をスタートしている。

新規店舗は、3月に東日暮里店(東京都)、4月に溝口店(神奈川県)の2店舗を出店。8月に1店舗閉鎖した。7月に同社が出店している大型複合施設グランシップ(神奈川県)にナチュラルスーパーマーケット「ビオラル」のショップを併設した。既存店舗の改装としては、神田和泉町店、葛飾鎌倉店、鶴見店、東尾久店、相模原モール店、菱江店の6店舗で顧客ニーズの変化に対応した改装を行った。

通期は、営業収益7600億円(0.1%増)、営業利益190億円(30.6%減)、経常利益200億円(29.0%減)、親会社に帰属する当期利益125億円(29.9%減)を見込んでいる。

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