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ウエルシアHD/3~5月増収増収、調剤部門が堅調

2022年07月05日 11:10 / 決算

ウエルシアホールディングスが7月5日に発表した2023年2月期第1四半期決算によると、売上高2677億1600万円(前年同期比7.6%増)、営業利益77億1300万円(5.9%増)、経常利益104億9500万円(18.6%増)、親会社に帰属する当期利益63億2100万円(19.1%増)となった。

物販部門は、医薬品部門の季節品等がけん引したが、前年の巣ごもり需要の反動もあり既存店客数の減少が続いた。化粧品部門はメイクアップ関連商品などが外出機会の増加により回復傾向にあるものの、コロナ以前の売上には戻っていない状況だ。

調剤部門では、調剤報酬改定と薬価改定の影響があったものの、人流の回復による受診の平常化や、調剤併設数の増加(当第1四半期末現在1864店舗)などにより処方箋受付枚数が増加。販管費については、燃料単価の高騰により水道光熱費が増加したものの、店舗人時数の適正化に向けた管理や、自働発注の推進による店舗業務の効率化などにより、人件費を中心とした経費適正化に努めた。

グループ全体で41店舗の出店と4店舗の閉店を実施し、当第1四半期末の同社グループの店舗数は2505店舗となった。

通期は、売上高1兆1100億円(8.2%増)、営業利益470億円(9.3%増)、経常利益516億円(8.4%増)、親会社に帰属する当期利益284億円(7.4%増)を見込んでいる。

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