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ベルーナ/4~6月は新型コロナの影響一巡で減収減益

2022年08月01日 10:40 / 決算

ベルーナが7月29日に発表した2023年3月期第1四半期決算によると、売上高534億3900万円(前年同期比9.3%減)、営業利益17億5300万円(24.3%減)、経常利益24億5200万円(7.8%減)、親会社に帰属する当期利益13億8200万円(16.9%減)となった。

アパレル・雑貨事業の売上高は265億4900万円(11.7%減)となり、セグメント利益は8億2000万円(112.3%増)だった。通販においては新型コロナウイルス感染拡大の影響が一巡し、既存顧客のレスポンスの鈍化傾向が継続する一方で、広告宣伝費を抑制し、収益性確保を優先した事業運営を行った。アパレル店舗においては新型コロナウイルス感染拡大の影響が弱まり、来店顧客数が回復傾向となった。

化粧品健康食品事業は、売上高は36億2900万円(13.6%減)となり、セグメント利益は2億7300万円(52.8%減)だった。化粧品販売事業は、台湾における新型コロナウイルス感染拡大の影響による苦戦及び国内におけるネット広告規制による新規顧客獲得の苦戦により、減収となった。健康食品通販事業は、新規顧客獲得を強化した一方で既存顧客の売上が減少し、減収となった。

グルメ事業の売上高は67億1600万円(4.4%増)となり、セグメント利益は1億8300万円(45.4%減)だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響が一巡し、既存顧客のレスポンスの鈍化傾向が継続する一方で、食品事業においてネット広告等による新規顧客獲得を強化し、広告宣伝費が増加した。

ナース関連事業の売上高は41億3900万円(6.1%減)となり、セグメント利益は1億5400万円(55.9%減)だった。TVCMなどの積極的な広告宣伝を行った一方で、新型コロナウイルス感染拡大の影響が一巡し、前年同時期に特需のあったマスクやパルスオキシメーター等の医療雑貨・消耗品需要が縮小した。

通期は、売上高2190億円(0.5%減)、営業利益150億円(8.5%増)、経常利益157億円(8.0%増)、親会社に帰属する当期利益106億円(3.9%増)を見込んでいる。

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