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ZOZO/4~6月、買取・製造販売とUSED販売など好調で増収増益

2022年08月01日 10:50 / 決算

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ZOZOが7月29日に発表した2023年3月期第1四半期決算によると、売上高425億9000万円(前年同期比9.6%増)、営業利益143億1200万円(13.7%増)、経常利益142億9600万円(14.1%増)、親会社に帰属する当期利益99億6000万円(14.1%増)となった。

売上高は、商品取扱高に対する売上高比率が高い買取・製造販売とUSED販売、広告事業の成長ならびに商品取扱高に対する売上高比率が低いBtoB事業の商品取扱高における構成比が減少した事が主な要因となり、前年同期比で商品取扱高(その他商品取扱高除く)の成長率を上回る伸び率となった。

売上高について記載の通り、買取・製造販売とUSED販売、広告事業の成長ならびに粗利率の低いBtoB事業の商品取扱高が商品取扱高(その他商品取扱高除く)における構成比が減少した事により、粗利率が上昇した。

販売費・一般管理費は260億2800万円(7.0%増)、商品取扱高(その他商品取扱高除く)に対する割合は22.4%と前年同期と比較して0.4ポイント低下した。販管費では、物流拠点拡張に伴うスポット費用の計上ならびにクラウドサーバ利用量増加に伴う通信費の増加等によってその他(対商品取扱高)が0.4ポイント上昇した。一方で、物流拠点内の作業効率向上等により、人件費のうち物流関連費(対商品取扱高)が0.3ポイント低下した。

また、出荷単価が前期実績を上回った事により、荷造運賃(対商品取扱高)が0.2ポイント低下した。さらに、夏の本セール開始日が昨年度と比較すると遅いタイミングとなったことにより集客費用の一部が第2四半期連結会計期間に計上される事によって広告宣伝費(対商品取扱高)が0.2ポイント低下したことにより、販管費の減少につながった。

通期は、売上高1813億円(9.1%増)、営業利益515億円(3.7%増)、経常利益515億円(3.7%増)、親会社に帰属する当期利益359億円(4.1%増)を見込んでいる。

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