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カワチ薬品/4~12月営業利益5.1%増、人件費・水道光熱費抑制

2024年01月26日 16:52 / 決算

カワチ薬品が1月25日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高2158億3000万円(前年同期比1.6%増)、営業利益60億7300万円(5.1%増)、経常利益68億8000万円(4.8%増)、親会社に帰属する当期利益43億600万円(4.8%増)となった。

新規出店および専門性強化策としての調剤併設を進めている。また、相対的優位性を保つべく物流を生かした一括仕入れを行い、商品の価格の見直しと対応、販売促進に実施している。

一方、物流センター稼働に伴い、作業効率向上に取り組み、人件費の抑制に努めた。暖冬による電力使用量の減少に加え、激変緩和措置の延長などもあり、水道光熱費が抑制されたことで販管費は計画を下回った。

店舗面では、既存地区である茨城県に3店舗、千葉県に2店舗、岩手県、宮城県、山形県、福島県、山梨県に各1店舗、計10店舗を出店。調剤薬局は、千葉県の新店に2件、山形県、茨城県の新店に各1件、茨城県の既存店に2件、山形県の既存店に1件、計7件を併設した。

なお、千葉県の1店舗(調剤併設型)、新潟県の1店舗の計2店舗をリロケーションのため退店し、調剤薬局を2件閉局している。12月末のグループ店舗数は、計372店舗(内、調剤併設149店舗)。

通期は、売上高2865億円(1.6%増)、営業利益70億円(5.9%増)、経常利益80億円(4.3%増)、親会社に帰属する当期利益48億円(14.9%増)を見込んでいる。

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