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ゲオHD/4~12月、衣料・雑貨・メディアともリユース好調で増収増益

2024年02月13日 11:00 / 決算

ゲオホールディングスが2月9日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高3274億100万円(前年同期比17.1%増)、営業利益133億4300万円(17.5%増)、経常利益143億9900万円(17.6%増)、親会社に帰属する当期利益93億800万円(28.7%増)となった。

<ゲオ>
ゲオHD

グループは「豊かで楽しい日常の暮らしを提供する」ことを目指し、2nd STREETを中心とした総合リユース店舗の新規出店を国内外において積極的に続けた。リユース系リユース商材の動向では、リユースラグジュアリー商材を扱うOKURA TOKYOは小売販売を中心に好調に推移した。商品構成の中心であるリユース衣料・服飾雑貨は消費者の消費スタイルの変化の浸透を背景にリユース需要は継続し、国内外の2nd STREETが好調に推移した結果、リユース系リユース商材全体の売上は増加した。

メディア系リユース商材の動向では、ゲーム関連商材は旧作ゲームソフトの根強い人気や、前年度下期より需給バランスが改善していた家庭用ゲーム機本体のリユース市場への供給増加を背景に、売上は堅調に推移した。また、スマートフォンやタブレット端末等のリユース通信機器の市場の広がりに対応する形で、「GEO mobile」の単独店出店やゲオ店舗への併設を積極的に展開し、通信機器の販売を伸ばした。海外向けスマートフォン卸売が前年同期で好調だった反動減があったものの、メディア系リユース商材全体の売上は増加した。

新品商材の動向では、前年同期に比べ新作ゲームソフトのヒットタイトルには恵まれなかったものの、家庭用ゲーム機本体やトレーディングカードの販売増がけん引し、売上は増加した。また、外国為替相場の円安進行により、為替差益4億1200万円を計上した。

通期は、売上高4280億円(13.4%増)、営業利益170億円(60.1%増)、経常利益180億円(50.9%増)、親会社に帰属する当期利益90億円(58.4%増)を見込んでいる。

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