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ヤオコー/4~12月増収増益、PB商品開発拡大

2024年02月13日 16:45 / 決算

ヤオコーが2月13日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、営業収益4695億7300万円(前年同期比9.2%増)、営業利益318億800万円(21.3%増)、経常利益316億7200万円(22.3%増)、親会社に帰属する当期利益220億8800万円(31.2%増)となった。

商品面は、独自化・差別化につなげるべくミールソリューションの充実に注力。バリューチェーン全体で競争優位を実現するため、プライベートブランド(以下:PB)商品開発拡大を図っているという。11月からは、PB「Yes!YAOKO」に新たな健康ライン「Happiness(ハピネス)」を追加した。

販売面は、二極化対応を継続し、価格コンシャスを強化。「厳選100品」やカテゴリー別価格対応、生鮮の頻度品などで価格政策に取り組むと同時に技術力を高め、魅力的な売場づくりに注力した。

店舗は、8月にスクラップ&ビルドで「深谷上野台店」(埼玉県深谷市)をリニューアルオープン、11月に「松戸上本郷店」(千葉県松戸市)を開設。既存店の活性化策として、6店舗の大型改装を実施している。

2023年12月31日現在の店舗数は、グループ全体で201店舗(ヤオコー184店舗、エイヴイ13店舗、フーコット4店舗)。店舗を拠点とするヤオコーネットスーパーは5店舗追加し、23店舗で展開中だ。

通期は、営業収益5740億円(1.7%増)、営業利益263億円(0.2%増)、経常利益256億円(0.0%増)、親会社に帰属する当期利益160億円(1.0%増)を見込んでいる。

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