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ワタミ/4~12月は国内外食事業が回復し営業利益157.6%増

2024年02月13日 10:50 / 決算

ワタミが2月9日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高625億5500万円(前年同期比5.7%増)、営業利益34億200万円(157.6%増)、経常利益46億7400万円(20.9%増)、親会社に帰属する当期利益36億5200万円(92.9%増)となった。

<ワタミ>
ワタミ

国内外食事業は、5店舗の新規出店と13店舗の撤退を行い、四半期連結会計期間末の店舗数は339店舗となった。新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが2類相当から5類感染症に変更されたことから、行動制限がなくなり、コロナ前の水準に向け徐々に回復しつつある中、国内外食事業における売上高は235億5700万円(29.5%増)、セグメント利益は9億6000万円(前期は16億1300万円の損失)となった。

宅食事業では、四半期連結会計期間末の営業拠点数は525カ所となった。調理済み商品の累計お届け数は4674万4000食(1.5%減)だった。新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが2類相当から5類感染症に変更されたことから、中食需要が減少したため、調理済み商品のお届け数が1.5%減少し、減収減益となった。その結果、宅食事業における売上高は311億1700万円(9.4%減)、セグメント利益は34億1800万円(31.4%減)だった。

海外外食事業では、7店舗の新規出店と2店舗の撤退を行い、四半期連結会計期間末の店舗数は55店舗となった。新型コロナウイルス感染症の収束による影響により、増収増益となった。その結果、海外外食事業における売上高は54億5300万円(35.7%増)、セグメント損失は2300万円(前期は6億9700万円の損失)となった。

通期は、売上高823億円(5.6%増)、営業利益30億円(103.4%増)、経常利益44億円(13.3%増)、親会社に帰属する当期利益35億円(109.0%増)を見込んでいる。

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