サミット 決算/4~9月増収増益、売上高が過去最高を更新
2025年11月13日 14:56 / 決算
サミットが11月13日発表した2026年3月期第2四半期の業績によると、営業収益1848億8800万円(前年同期比3.0%増)、売上高1770億1100万円(3.0%増)、営業利益38億800万円(47.5%増)、経常利益38億6000万円(66.9%増)、
当期純利益27億1800万円(76.6%増)となった。
売上高は、中間期で過去最高を更新した。
同日行われた決算会見で、服部哲也社長は「中計で定めた業績目標の達成を1年延長したことで、仕入れ、商品設計、物流などを見直し、増収増益を達成できた。商品設計では商品単体だけでなく、周辺の商品への影響も想定した開発を行い、値下げ・ロスが減り、粗利が改善した。対応が遅れていた生鮮・精肉の改革も進んだ」と述べた。
既存店売上高3.0%増、客数0.9%増、客単価2.1%増(1点単価5.6%増、1人当たりの買い上げ点数3.4%減)だった。
カテゴリー別の売上高は、生鮮食品計603億8700万円(2.0%増)、内訳は青果263億6400万円(1.4%増)、鮮魚129億3700万円(1.3%増)、精肉210億8500万円(3.2%増)。
総菜176億1100万円(3.0%増)、ベーカリー43億4200万円(10.1%増)。その他食品計873億1300万円(4.3%増)、内訳は加工食品452億4800万円(6.1%増)、菓子84億4300万円(2.8%増)、デイリー363億2100万円(2.6%増)、家庭用品76億8600万円(1.7%減)、衣料品34億500万円(4.5%減)となった。
服部社長は「当社のインストアベーカリー『ダン・ブラウン』が好評で、今期改装した2店舗で導入した。計99店舗に展開している。インストア加工が難しい店舗は、近隣の母店から配送するサテライト方式を採用。ネットスーパーの配送車両を利用して配達している」と話している。
店舗数は、2025年9月現在で137店舗(衣料品のコルモピア単独店・他社併設店含む)。
今期の出店は6月にオープンした「ららテラス北綾瀬店」(東京都足立区、売り場面積2155m2)のほか、2026年3月「西小山店」(東京都品川区、同995m2)の開業を予定している。
2026年3月期は営業収益3800億円(4.3%増)、売上高3640億円(4.4%増)、営業利益98億円(27.6%増)、経常利益100億円(31.6%増)、当期純利益65億円(28.8%増)を見込む。
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