ゲンキー 決算/6月期は新規出店と既存店堅調で増収、利益も増益に
2025年07月29日 16:53 / 決算
Genky DrugStoresが7月29日に発表した2025年6月期決算によると、売上高2007億8600万円(前年同期比8.6%増)、営業利益96億5800万円(7.1%増)、経常利益98億9900万円(6.8%増)、親会社に帰属する当期利益70億6600万円(11.7%増)となった。
新規出店を計画通り行い、既存店売上も堅調に推移した結果、増収となった。
売上総利益は、計画では20.6%と想定していたが、プライベートブランドの伸長や物流損益の改善によって計画を0.2ポイント上回った。
第4四半期の営業利益は計画を上回ったが、通期では100億円の予想に届かなかった。
業態別の売上高は、「R(レギュラー)店」1698億9900万円、「大型店」306億800万円、「その他」2億7900万円だった。
商品別の内訳では、「食品」1413億8500万円、「雑貨」235億2600万円、「化粧品」188億1000万円、「医薬品」156億1400万円、「その他」14億4900万円となった。
新規出退店は、R店を愛知県に21店舗、福井県に12店舗、滋賀県に10店舗、石川県に6店舗、岐阜県に5店舗出店。大型店を7店舗閉店し、1店舗をR店へ改装した。
その結果、2025年6月末時点の店舗数はR店441店舗、大型店39店舗の計480店舗となった。
次期は、売上高2218億4000万円(10.5%増)、営業利益105億円(8.7%増)、経常利益107億円(8.1%増)、親会社に帰属する当期利益75億円(6.1%増)を見込んでいる。
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