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国内セルフケア健康機器市場/2011年は歩数計・活動量計が好調

2012年02月06日 / トピックス

矢野経済研究所は、国内セルフケア健康機器市場の調査を発表した。
調査によると、主な家庭用セルフケア健康管理機器における2011年の国内市場規模はメーカー出荷金額ベースで、電子血圧計が250億円(前年比2.0%減)、電子体温計が107億円(5.3%減)、体重体組成計が233億円(0.9%減)、歩数計・活動量計が77億円(2.7%増)と見込んだ。
家庭用セルフケア健康管理機器では、パソコンやスマートフォン等を用い、計測データの録や管理が容易に行える製品などが増えており、将来的にはユーザーの個別ニーズに応じた健康ソリューションサービスとして発展する方向性が注目される。
調査期間は2011年9月~12月で、調査対象はセルフケア健康機器市場に参入している企業や関連団体等。
セルフケア健康機器市場は家庭用を対象とし、主に健康管理機器、フィットネス機器、健康回復機器、健康治療機機器の主要4分野で構成するが、ここでは健康管理機器分野のうち、「電子血圧計」「電子体温計」「体重体組成計」「歩数計/活動量計」のみを取り上げた。
活動量計については2009年以降、特に活動量計の商品ラインナップが増え、需要を伸ばしたが、一方で歩数計については歩数のみ計測するといった単機能の歩数計が伸び悩む状況であった。
メーカー各社の展開も単価の高い活動量計の比率を上げる方向にあり、歩数計・活動量計市場は微増基調で推移するという。

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