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アークランドサカモト/2月期、売上総利益率改善などで営業利益9.6%増

2009年04月06日 / 決算

アークランドサカモトが4月3日に発表した2009年2月期決算によると、売上高は897億7300万円(前年同期比3.3%減)、営業利益47億9200万円(9.6%増)、経常利益48億3500万円(7.4%増)、当期利益8億3900万円(41.4%減)の減収増益となった。

事業別の概況は、小売事業のホームセンター部門売上高が2.0%増の651億5500万円。昨年3月に増床したホームセンター業態の酒田店、6月開店の名取店が寄与した。その他小売部門の売上高は56億1400万円(40.1%減)と激減。一昨年6月、昨年1月に閉店したランドクラブ業態の2店舗が影響した。

小売事業全体では、売上高707億7000万円(3.4%減)、営業利益は売上総利益率の改善、経費の削減効果などで25億8500万円(17.6%増)となった。

このほか、卸売事業は自社主導型経営を進めるため取引先を選別するなどしたため、売上高は15.5%減の88億7800万円、営業利益は1.6%増の8億7400万円で推移した。とんかつ専門店のかつやを展開する外食事業では、2008年12月末時点で直営店舗が59店、フランチャイズ店舗が79店舗となり、売上高は11.3%増の79億9700万円、営業利益は3.6%増の8億1800万円と増収増益を確保。

今期はかつやの16店舗の新規出店、ホームセンター既存店の差別化・競争力向上などで売上高900億円(0.3%増)、営業利益50億円(4.3%増)、経常利益50億円(3.4%減)、当期利益25億円(197.8%増)と増収増益の見通し。

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