ミニストップ/2009年2月期の売上、営業利益、経常利益とも10%減
2009年04月06日 / 決算
ミニストップが4月6日発表した2009年2月期連結業績によると、売上高は1129億7100万円(前年同期比10.8%減)、営業利益70億4700万円(10.1%減)、経常利益78億4700万円(10.1%減)、当期利益31億500万円(2.1%増)となった。
ミニストップ単体の売上は、タスポ効果による加盟店からの収入の増加と直営店舗数増加にともなう直営店売上高の増加によって前年同期比6.6%増となった。主力の米飯・デリカとソフトドリンクの販売は伸び悩んだが、営業総利益は、たばこの販売増により4.7%増だった。
しかし、積極的な第5次店舗システム導入を図ったため販売費・一般管理費が増加し、営業利益は前年同期比15.7%減となった。連結子会社であるエムエス九州と韓国ミニストップの業績は順調に推移したものの、韓国ウォンの円換算(1ウォン当たり0.1円)と実際の円換算(1ウォン当たり0.0726円)との間に差異が発生し、韓国のウォン安により連結業績は大きく影響を受けた。
国内コンビニエンスストア事業を見ると、店舗開発面では、新店の質の向上に取組み、出店基準の厳格化、既存店舗の好立地へのリロケーションを推進した。加盟店開発活動では、地域の新規加盟者へのアプローチ、内部育成者の積極的な採用、既存加盟店の複数店舗経営を推進した。新規出店数は149店舗、不採算店105店舗を閉店し、年度末の直轄エリアでの店舗数は1,772店舗。前期末に対して44店舗の増加となった。
店内加工ファストフード部門では、主力であるコールドデザートの販売強化を図るため、パフェ、ハロハロのテレビCMを積極的に投入した。その結果、ミニストップの看板商品となったプリンパフェや、フルーツをふんだんに使用したアップルマンゴーパフェ、白桃ピーチパフェなどパフェ類の販売が好調に推移。
スナック類では、油脂などの原材料の価格高騰に対応するため6月にポテト類、7月にチキン類の価格改定を実施。「ポテト増量キャンペーン」などの施策を実施した結果、販売が好調に推移した。また11月には「サクッとチキン」、「ベルギーマッシュポテト」などの新規商品を投入。12月にはテレビCMを流して、販促強化したポテト類が大きく伸長し、店内加工ファストフード部門全体の底上げを図ることができた。ファストフード部門の通期の既存店1店1日当たり売上高前年同期比は1.4%増だった。
コンビニエンスストア部門の米飯・デリカ部門では、基幹商品である弁当類とタバコとの関連購買促進を目的として、各地域のタスポ導入に合わせ、「おにぎり100円セール」を実施。おにぎり・冷し麺の販売が好調に推移し、上期の米飯・デリカ部門は前年並みを維持することができたが、下期では一品単価が下落した。調理パン・飲料は、特にロードサイド店の週末の天候不順の影響で、1店1日当たりの売上高、利益率ともに前年を上回ることができなかった。米飯・デリカ部門は通期で売上高前年同期比2.9%減となった。
パン・デザート部門では、菓子パンのオリジナル商品「穂」の値ごろ感のある価格設定や、ベーシックな商品の改良、飲料とのクロスキャンペーンなどの取り組みにより販売が好調に推移した。オリジナルデザートについては季節のフルーツを使用した産地・品種にこだわった商品などの開発に取り組んだ。パン・デザート部門の1店1日当たり売上高前年同期比は3.0%増だった。加工食品・雑貨部門では、イオングループのプライベートブランド「トップバリュ」を積極的に展開。
非食品部門のゴンドラ1本展開や加工食品の上段集中展開などを実施した。トップバリュ商品のアイテム数は2008年2月末比で、113アイテム増加の349アイテムとなり、売上高は60.8%増となった。コンビニエンスストア部門の既存店1店1日当たり売上高は4.5%増となり、店内加工ファストフードと合計した既存店1店1日当たり売上高は4.2%増となった。
2010年2月期の連結業績予想は、売上高1170億円、営業利益80億円、経常利益86億円、当期利益36億円を見込む。
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