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ワークマン/通期は売上高1.5%増、営業利益11.5%減

2009年05月08日 / 決算

ワークマンが5月8日発表した2009年3月期非連結業績によると、売上高348億1100万円(前年同期比1.5%増)、営業利益38億9600万円(11.5%減)、経常利益48億2600万円(8.9%減)、当期利益27億1000万円(8.5%減)となった。

商品政策では海外での製造拠点と素材価格の見直しにより、作業用小物商品を中心にEDLP(エブリデー・ロー・プライス)商品277アイテムを開発し、低価格商品の充実を図った。

販売政策では、テレビCMを積極的に実施したほか、低価格商品の品ぞろえ強化とDMやPOPを活用した商品情報の発信で顧客の拡大に取り組んだ。

店舗展開では、高知県へ初出店したほか、高民度エリアのドミナント化を進め、既存店のスクラップ&ビルドと低収益店舗のクローズを実施。開店31店舗、スクラップ&ビルド6店舗、閉店4店舗を実施、営業店舗数は、フランチャイズ・ストア(加盟店A契約店舗)が12店舗増の501店舗、直営店(加盟店B契約店舗及びトレーニング・ストア)は15店舗増の127店舗で、1都2府32県下に合計628店舗となった。

次期は、購買頻度の高い小物商品の開発や継続商品の売価の見直しを進め同時に店舗在庫の適正化を図って、個店売上の向上に取り組む。店舗展開では、高民度エリアのドミナントの拡大を進め、開店30店舗、スクラップ&ビルド5店舗、閉店7店舗を計画、1都2府32県下に651店舗のネットワーク展開を図る。

2010年3月期の業績予想は、売上高357億5000万円、営業利益39億6000万円、経常利益48億5000万円、当期利益27億2000万円を見込む。

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